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にょっ記 

にょっ記にょっ記
(2006/03)
穂村 弘

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箸休めみたいな本です。唐突にはじまり唐突に終わる。でもって、ついつい笑ってしまう本です。
かなり脱力系です。
一番面白かったのは高知城を作ったOLの話かなー。なぜに高知城ーーーー。
イラストもたいへんかわいかったです。
たまにこんな本も読むのもいいもんです。

武士道エイティーン 

武士道エイティーン武士道エイティーン
(2009/07)
誉田 哲也

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いよいよ高校生活最後の年となりました。香織と早苗の剣道対決はいかに!
やはりこのシリーズ面白いです。いいなー、こういう青春って。二人の進む道は違えど、支えあってるんだよね。
なにかに打ち込めるものがあるってホント素敵だと思います。
今回は早苗の姉緑子、桐谷道場の桐谷先生、福岡南の剣道部顧問吉野先生、後輩の田原のほろ苦いエピソードも掲載。
よかったのは吉野先生の武勇伝。途中でウルっときちゃったよ。
意外なところで縁は繋がるものなんだなと、一期一会の大切さを感じました。先生見直しちゃったよ。
それから香織にくっついていた田原が急に香織から離れていくんだけど、それが何故だかわからなくてずっと悶々としてたのですが、田原のエピを読むとやっとその理由がわかって、彼女たちの成長ぶりにどこか嬉しくなってしまいます。
どうも母親目線ですな。
願わくばもう少し彼女達を見守っていきたいと思うのですが、読者の思い誉田さんに伝わるかしら…

八日目の蝉 

八日目の蝉八日目の蝉
(2007/03)
角田 光代

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不倫相手の家に忍び込み、赤ん坊を誘拐してしまう希和子。薫と名づけどうか1日でも長くそばにいられますようにと逃げ続ける…
希和子の身の上も哀れで、同情的に彼女を見ていたのですが、ふとこの幸せは人の不幸の上に成り立っているのものだと気付き、そこからは彼女の行動が認められなくなってしまいました。
後半は薫の本当の親も登場してくるのですが、薫に愛情がないように見えます。だけどそりゃそうなんですよね。
夫の不倫相手に育てられたわが子をどう接すればいいのか、わからなくなるのは当たり前だと思うのです。
それが人間というもの。ここで分け隔てなく育てれる人って、そうそういないですよ。
そう考えると希和子の犯した罪は、多くの人生を狂わせるものだったのだと思います。
身勝手極まりないものなんですよね。それに彼女自身気付いてるんだろうか?
なんだか気が重くなる一方で希和子が追い詰められて逃げ込んだ宗教まがいの団体で一緒に過ごした千草の登場で、救われたような気がします。
薫にとって過去を整理していくうえで、必要不可欠な人物だったのかな。薫に幸あれ…

ハング 

ハングハング
(2009/09/16)
誉田 哲也

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内容(「BOOK」データベースより)
いったんは迷宮入りした宝飾店オーナー殺しに新事実が浮かび上がった。
再捜査にあたった警視庁捜査一課特捜一係「堀田班」は一気に犯人にたどり着き、自供も得るが―。
初公判で犯人は、堀田班メンバーに自供を強要されたと言い出し、名指されたメンバーは首を吊った…

読み始めは仲良しチームが…というかんじでなかなかのれなかったのですが、事件が進むにつれひきこまれました。
真相がなかなか見えてこないんですよ。いったい誰が何のためにこんな凝ったことを…
と思ってたのですが、最後は肩透かしをくらったような気がします。
それにしても何人死ねばいいんでしょう。ちょっとそのへんはモヤっとします。
でも実態が見えない相手はとて不気味でした。誉田さんらしいや。


ニッポンの子育て 

ニッポンの子育て (集英社文庫)ニッポンの子育て (集英社文庫)
(2004/04)
井上 きみどり

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作者の井上きみどりさんはマンガ家さんです。
ちょうど娘を産んだころに従妹から「子供なんて大キライ!」が面白いよ~と薦められて読んだ記憶があります。
おそらく娘さんとウチの娘は一緒のトシぐらいかな。
さてそんなきみどりさんが、いろいろなケースの子育てを取材し、担当者と会話形式で紹介してくれます。
普通のご家庭もあれば、SM女王様の子育てなんかもあって、たいへん面白いです。
皆さん子供に愛情を注がれているようで、親の心が伝わってきます。中にはこのままでいいのだろか?なんて思うケースもありましたが…
身障者の子育てには、ちょっと考えさせられるものがありました。いわゆる偏見です。
私に偏見がないのかといえばウソになります。こういう世の中で私たちができることって何なんでしょうね…
このご家庭のその後が気になります。

子育て論を聞いたり読んだりするのは、苦手です。私には私なりの子育てがあるんだからって思ってしまいます。
でもこの本はそんな押し付けさがなくて、楽しく読めました。
いろんな人がいていろんな子育てがある。子供が楽しく暮らしていければそれでいいんじゃないかなと思います。

なでしこ御用帖 

なでしこ御用帖なでしこ御用帖
(2009/10/05)
宇江佐 真理

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斬られ権佐の孫娘お紺は医者の父親を手伝い、患者たちからも「なでしこちゃん」と慕われている。
奉公に出ていた2番目の兄が、大家殺しの下手人として捕まったことから、お紺はその疑いを晴らそうと奔走する…

「斬られ権佐」が死を扱っていただけに涙しながら読んだのですが、今回は主人公がちょっと勝気な女の子ということで安心して読めました。
最後もいい終わり方で後味がよいです。うん、皆幸せになってね。
お紺に縁談が持ち上がるのですが(しかも2件も)、これもお紺らしい選択でした。
こうして権佐の血が受け継がれていくのですね。宇江佐ファンとしては嬉しいかぎりです。
読んでいるうちに権佐のほうを読み返したくなりました…

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