スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

蒲公英草紙―常野物語 

蒲公英草紙―常野物語蒲公英草紙―常野物語
恩田 陸

集英社 2005-06
売り上げランキング : 1,827

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


東北のある村の医者の娘峰子は、大地主である槙村家の病弱な末娘聡子の話相手として、お屋敷に通うことになる。
その槙村家に4人の春田一家がやってくる…
彼らはどこか不思議だった…

常野物語の春田一族の話です。
時代は日本が清との戦争があったり、露西亜の脅威を感じていた不安な時代です。
でも、どこかのどかな日本の田舎で、その美しい景色が目の前に感じられます。
峰子の視点で昔を思い出すように語られていくのですが、途中からは胸にぐっとくるものがあります。
彼女の中で聡子様は、本当に大切な大切な思い出なのでしょうね。
春田一家も常野の人らしく、ひっそりと咲く花のようなのですが、彼らが登場してくるだけでどこか暖かい気持ちになります。
光比古がかわいいー。
できるなら彼らの旅を追いかけていきたいですね。

しかし峰子が生きている時代は、苦難を強いられる時代となってしまってるのですが、こうくるのかぁと恩田さんらしさを感じてしまいました。
そうですね、常野の人たちも苦難を強いられる時代があったものね…
だからこそ峰子の中で、少女であった時代が美しい思い出として大切にしまわれてるんでしょうね。
どこかあたたかくそして悲しい話ですよね…

ところでお屋敷、病弱で不思議なお嬢様、近所に住む娘…ってこの設定どこかでとひっかかっていたのですが「ユージニア」と似てますねー。
だから途中まではもやもやとしていたのです。
春田一家が登場してくれてからやっとその思いから解放された気がします(笑)

コメント

こんばんわぁo(^-^ o )(ノ ^-^)ノ
常野シリーズ、ずっと続いてほしいですね♪
次の作品が待ち遠しいです((o(^∇^)o))わくわく

bonさん、こんばんわ
峰子がどんな思いでこの思い出を語っているのか・・。
考えただけで辛くなります。
常野の人たちが今もどこかで見守っててくれたらなぁ・・と思ってしまいます・

>ゆこりんさん こんにちは。
常野シリーズいいですよね。
「エンドゲーム」も早く読みたいです。
常野の人にも幸せな時代がくるといいですね。

>juneんさん こんにちは。
峰子の聡子サマを思う気持ちは、強いですよね。
峰子のいる時代を考えると、少女の頃の思い出は輝いているんでしょうね。
常野の人たち…きっと今も旅を続けてますよ…

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://bonhondana.blog16.fc2.com/tb.php/52-b0573b4b

蒲公英草紙

蒲公英草紙―常野物語恩田陸「光の帝国」で語られた常野物語の2作目です。2作目といっても続きというわけではなく、「光の帝国」でさわりが語られた春田家の関わるエピソードがじっくりと語られています。阿武隈川沿いの平野、県の南部、山を越えればすぐに福島と....
  • [2006/01/14 22:54]
  • URL |
  • 本のある生活 |
  • TOP ▲
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。