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八日目の蝉 

八日目の蝉八日目の蝉
(2007/03)
角田 光代

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不倫相手の家に忍び込み、赤ん坊を誘拐してしまう希和子。薫と名づけどうか1日でも長くそばにいられますようにと逃げ続ける…
希和子の身の上も哀れで、同情的に彼女を見ていたのですが、ふとこの幸せは人の不幸の上に成り立っているのものだと気付き、そこからは彼女の行動が認められなくなってしまいました。
後半は薫の本当の親も登場してくるのですが、薫に愛情がないように見えます。だけどそりゃそうなんですよね。
夫の不倫相手に育てられたわが子をどう接すればいいのか、わからなくなるのは当たり前だと思うのです。
それが人間というもの。ここで分け隔てなく育てれる人って、そうそういないですよ。
そう考えると希和子の犯した罪は、多くの人生を狂わせるものだったのだと思います。
身勝手極まりないものなんですよね。それに彼女自身気付いてるんだろうか?
なんだか気が重くなる一方で希和子が追い詰められて逃げ込んだ宗教まがいの団体で一緒に過ごした千草の登場で、救われたような気がします。
薫にとって過去を整理していくうえで、必要不可欠な人物だったのかな。薫に幸あれ…

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