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田村はまだか 

田村はまだか田村はまだか
(2008/02/21)
朝倉 かすみ

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深夜のバー。小学校クラス会の三次会。四十歳になる男女五人が友を待つ。大雪で列車が遅れ、クラス会同窓会に参加できなかった「田村」を待つ。
田村はまだか?

面白かったです。うん、面白い。
最初はマスターから見ていた5人。一人は常連だけどあとは連れられてきたメンバー。
話が進むうちに一人一人名前がわかっていく。そしていつしかマスターも読んでいる者も田村を待っている。
田村はまだか?
皆を待たせたくなる田村。そんなに人気者だったのかというとそれは違う。
男にだらしない母親と二人暮らし、遠足もおにぎりだけ、いつも虎刈り=貧しい=不幸といった印象づける田村少年。だけど違うのです。そんな田村じゃないのですよ、皆が待ってるのは。

「どうせ死ぬから、今生きているんじゃないか」

と小6で言い放つ田村少年なのですよ。気になる方はお読みくださいませ。かっこいい小6なのですよ。
年下の高校生にほのかな恋心を抱く保健室の先生の話が好き。いつまでたっても女は少女な部分があるんだね。
それにしてもマスターですが、なぜにマスターになったんだろ?そのへんも気になったなー。
いくら会社をやめたからってなぜに?
過酷な運命を背負った田村でしたが後日談に救われ温かい気持ちで読み終えることができました。
いつかどこかでこのバー「チャオ!」のようなところで話を聞いてもらえたらなら…
マスターはなんと書き留めてくれるのでしょうか…

「どうせ死ぬから、今生きているんじゃないか」

頑張らなきゃね。

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