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どこから行っても遠い町 

どこから行っても遠い町どこから行っても遠い町
(2008/11)
川上 弘美

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京の小さな町の商店街と、そこをゆきかう人びとの、その平穏な日々にあるあやうさと幸福。川上文学の真髄を示す待望の連作短篇小説集。

最初の一編を読んだ時に、少し肩透かしをくらったかんじだったのですが、次々に読み進めていくと前の編に登場してきた人物が出てきていろいろ気になってくるのです。
この登場の仕方もあくまでもさりげないのです。
最後の一編を読むとなにかしら触れ合った人々は記憶にとどまるんだなと。
それがあくまで通り一遍の一であろうとなかろうと。そうやって日常は出来上がっていくんだと。
どの話もさりげない口調で穏やかに描かれているけど、これって結構ドラマチックですよね。
波乱万丈に思える人生も、本当は日常なのかもしれないのかしら…

一番印象に残った話は、雨の写真を撮るのが好きな女性と喫茶店「ロマン」の店主の話。
年代を超えて友情が芽生えてくる?ところがステキ。
「ねぇアタシを撮ってよ」なんて老女に言われたら…なんて粋なおばあちゃんなんでしょ。

いろいろなブログで感想を見たのですが、皆さん好評なんですよね。私がひっかるのは不倫の恋が多いってこと。
不倫ってそんなに日常的?結婚ってどんなもんなのかなと思いながら読んだのでした。

コメント

bonさん☆こんにちは
みんな口に出さないだけで、結構色んな波風の中で生きているんですよね。「普通」と「波乱万丈」って実は隣り合わせな気がします。

Rokoさん こんにちは♪
それぞれの人生ではその人が主役なんですよね。
普通に暮らすのって案外難しいのかもしれないですね。

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どこから行っても遠い町 川上弘美

装画は谷内六郎。新潮社装幀室。「小説新潮」ほか初出の連作短編集。 東京の小さな商店街を舞台に、主役が微妙な繋がりをしていきます。 普...

「どこから行っても遠い町」知り合いの誰かに会えそうな本

「どこから行っても遠い町」★★★★★ 川上弘美著、294ページ、1500円 「雑誌ダヴィンチの 今月のプレミア本に選ばれていたので 注文し、やっと読み終えた本、 小さな町の歩ける範囲で暮らす人達を 短編のそれぞれの主人公にした作品、 『誰もが自分の物

『どこから行っても遠い町』 川上弘美 (新潮社)

<川上弘美の世界観が十分に表現された作品。> 初出小説新潮及びyom yom。 心地よく流れるような文章に身を委ねれる時間。 本好きにとって最も至福の時なのであるが、川上さんの作品を読むと知らぬうちにその世界に入り込んでいる自分に気づく。 舞台は東京の下
  • [2009/04/14 23:35]
  • URL |
  • 続 活字中毒日記 |
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どこから行っても遠い町<川上弘美>-(本:2009年)-

どこから行っても遠い町クチコミを見る # 出版社: 新潮社 (2008/11) # ISBN-10: 4104412058 評価:80点 どこか遠い町の小さな物語。 絡み合う連作短編集は、読者を見事なまでに架空の町に連れ込んでしまう。魚屋で暮らす男達や、不思議に気の会う嫁と姑や、写
  • [2009/09/16 00:14]
  • URL |
  • デコ親父はいつも減量中 |
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どこから行っても遠い町<川上弘美>-(本:2009年)-

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  • [2009/09/16 00:15]
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