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最後の将軍―徳川慶喜 

最後の将軍―徳川慶喜 (文春文庫)最後の将軍―徳川慶喜 (文春文庫)
(1997/07)
司馬 遼太郎

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こちらは再読。大河ドラマ「篤姫」では悪役のイメージとなってしまってるので、どうだったかなと読み直してみました。
慶喜は本当にまわりの期待が高すぎたんですね。
幕末ですから外国から攻めてこられるわ、しかし幕府を守らねばいけないし、諸藩の統率はとれなくなってくるしで、この慶喜なら徳川を救ってくれると子供のうちからまわりが持ち上げてしまうんです。
それなのに大奥からは水戸の息子と嫌われ、幕臣からも嫌われ、とにかく嫌われてしまいなにも出来ないんですよ。
まぁ江戸のお城の中では世の中で何が起こってるかなんてわからないですよね。
自分の生活が一番ですものね。
負け将軍となってしまうわけですが、時代が変わっていれば名君だったのかもしれないです。

さて、ここでは薩摩が悪役です。天璋院だって愚かに描かれてます。
歴史とはいろいろな視点でみるとまったく違ったものになりますね。
ということで新たな史実を知れば、また読み返してみるとたいへん面白いです。

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