平成大家族
2008.05.10 (22:15) [ナ行の作家]中島 京子trackback(1)comment(2)
平成大家族平成大家族
(2008/02/05)
中島 京子

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72歳の元歯科医・緋田龍太郎が妻の春子、妻の母のタケ、ひきこもりの長男克郎と暮らす家に、
事業が失敗した長女逸子の一家3人、離婚した妊婦の次女友恵が同居することに。
にわか大家族になった緋田家の明日は・・・!?


章ごとに視点が変わっていくリレー方式となってます。
最初は元歯科医・緋田龍太郎。彼の元に次々と娘が帰ってき、家族が増えていくのです。
別棟に暮らす母を母屋に移し、そこに長女一家が入り、子供たちが使っていた部屋に次女が入るのですが、
長女一家の息子は思春期真っ只中、親と川の字で寝るなんて〜と、庭の倉庫に駆け込むのです。
しかし普段から龍太郎と不仲の引きこもりの長男がこれまた母屋での居心地が悪くなったと倉庫と
自分の部屋と交換を申しでるのです。といった具合に部屋割りだけでも苦悩が。

そのうえそれぞれにいろんな問題を抱えていて、それが微妙な距離感を生んでいるようで
家族といえども一緒に住むのは、たいへんだなーと思わされます。
一番面白いなと思ったのが長男。彼は引きこもりを続け30も超えてしまった男。
はたから見ると、なにをやっとんじゃ?と思うのですが、彼は彼なりに考えがあってのことなんですよ。
誰にも理解されず不幸なのかと思えば…
もんもんとしたゆるさが中島さんらしく、幸せがぼんやりとやってくるとこがこっちも嬉しくなってしまうほどです。

ラストもにっと笑って終われそうなかんじで、よかったです。知らぬは夫ばかり…なんてね(笑)


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藍色
2008.05.17 (02:59) + URLEDIT
こんばんは。
明るくさらりとした感じで楽しめましたね。
家族の繋がってる気配を感じられました。


トラックバックさせていただきました。
bon
2008.06.05 (11:26) + URL + EDIT
藍色サマ いつもありがとうございます。
遅くなってしまって申し訳ございません。

中島さんは楽しく読めますよね。
今回は登場人物が家族だっただけに特に楽しかったです。













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平成大家族 中島京子
2008.05.17 (02:52)+ 粋な提案
装丁は大久保伸子。装画は曽根愛。初出「青春と読書」。 元歯科医の老夫婦・緋田龍太郎と妻春子にその母タケ、引きこもりの長男克郎の家に...
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