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倒立する塔の殺人 

倒立する塔の殺人 (ミステリーYA!)倒立する塔の殺人 (ミステリーYA!)
(2007/11)
皆川 博子

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第二次大戦中の女子高での話です。学徒動員で軍需工場で働く少女たち。
そこで知り合った年上のミッションスクールの生徒の、不審な死。
謎めく「倒立する塔の殺人」と名のつく1冊の本。

女子高の独特の不思議な世界でした。これは今と一緒かもしれないですね。
でも戦時中の死と紙一重なところもこの話の大きなテーマのような気がします。
死が重いものであったり、当たり前のようであったり、それがいつ自分にふりかかって
くるのかもしれなかったり。
それでも生きていかなければいけない。
この本を読みながら一番感じたのは、皆川さんが「昭和」を生きてこられたんだなということ。
ちょっとした事柄でも、「昭和」を知らない人はここまで気付かないだろうっていうぐらい
舞台が緻密でした。
やっぱりすごいわ。甘美な世界にも酔いしれますが、この緻密さにも酔いました。

これってミステリーYA!シリーズなんですよね。昭和を知らない子たちはどう読むんだろう。

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