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安徳天皇漂海記 

安徳天皇漂海記 安徳天皇漂海記
宇月原 晴明 (2006/02)
中央公論新社
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1部では、源実朝の側近くに仕える者が語ってます。
平家を破り源氏が政権をとったとはいえ、実朝の時代ではすでに実権は北条氏が握っています。
実朝はある大秘事を知らされるのです…
壇ノ浦の戦いで幼くして亡くなってしまった安得天皇。
その御霊を鎮めようとする実朝の姿は痛々しいほどでした。
将軍とはいえ、孤独だったのですね…
2部はそれから60年たった元での出来事。
クビライカーンによって追われた南宋の幼き天子。
同じく孤独の中に生きている彼が出会ったのは…
歴史の大波に翻弄される幼き者たち…
その高貴な二人の姿に切なくなる思いでした。

鎌倉時代というのは、その華々しい幕開けが歴史の教科書でも大きく取り扱われますが
その後はあまり触れられないですよね。
私も大まかな事実は知っていても、その人物像に触れようとも思うことはなかったです。
この話はファンタジーの要素が強いので、その儚い世界に魅了されます。
鎌倉という土地や歌人であった実朝のことも興味がわいてきました。

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