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名もなき毒 

名もなき毒 名もなき毒
宮部 みゆき (2006/08)
幻冬舎
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どこにいたって、怖いものや汚いものには遭遇する。それが生きることだ。財閥企業で社内報を編集する杉村三郎は、トラブルを起こした女性アシスタントの身上調査のため、私立探偵・北見のもとを訪れる。そこで出会ったのは、連続無差別毒殺事件で祖父を亡くしたという女子高生だった。

「誰か」の続編です。今回はタイトル通り「毒」がテーマ。
連続無差別毒殺事件の「毒」、土壌汚染の「毒」、シックハウス症候群の「毒」
そして人の心に潜む「毒」。
命にかかわる「毒」ももちろん怖いのですが、人の心に巣くう「毒」もまた怖ろしい。
トラブルメーカーの原田さん…こんな人がまわりにいたらどれだけ汚染されてしまうことだろう。
実際いなさそうでいるんだろうな。

前作でも思ったのですが、杉村夫妻は本当に恋愛結婚なのかしら…と思ってしまいます。
あまりにも奥様が浮世離れした経済感覚なので、引いてしまいます。
小学校お受験ってとこから、ああやっぱり違うのね。って思っちゃったんだもの。
杉村さんそれでいいの?財産目当てではないと散々言いながら、やはり婿よのぅって思ってしまいます。
庶民のヒガミなのかしら。
一家の大黒柱らしいところを次は見せて欲しいです。

コメント

私もこのシリーズの杉村夫妻、苦手というか嫌いなんですよ。
読み終えて時間が経っていても、この作品と、杉村夫妻は覚えてるんですよね。イライラします。
この物語を読んで、ああ、自分にも毒があるな、と気付きました。
誰にでも毒はありますよね。どの場面、どういう相手にそれが毒になるかは人それぞれですけど。

じゃじゃままさんのおっしゃる通り、私もこの夫婦が嫌いなのかもしれないです。
苦労を知れと思ってしまいます。
庶民のヒガミなのかもしれないですが、世の中圧倒的に庶民ですもんね。
私も毒だらけなのかもしれないです。

こんばんは。
いろんな毒がからんでくる部分に読み応えがありました。
些細な登場人物や背景にまでが行き届いているディテールに、
流石だなぁと感心しました。
杉村夫妻、物語の設定とはいえ…
苦労を知れと思ったのは私だけじゃなくて
安心しました。

>藍色さん おはようございます。
毒の絡み方はさすが宮部さんでしたよね。
杉村夫妻は、ちょっと…話自体は庶民的だから余計に(笑)

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宮部みゆき【名もなき毒】

宮部みゆきの現代ミステリーを新刊で買って読んだのは久しぶりだ。いろいろなことを忘れてた。宮部みゆきの本を買うと、『大極宮』のパンフレットがはさみこまれてることとか。...
  • [2007/08/30 12:29]
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妄想キャスティング――宮部みゆき【名もなき毒】

んー。これは妄想キャスティングが難しい。私の中では、「ビジュアル的に面白くて妄想キャスティングしやすい小説」があり、「妄想なしで文章を読むだけで心にじわじわ沁みる小...
  • [2007/08/30 12:31]
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名もなき毒 宮部みゆき著。

読み終えて1週間。読み出したら一気だったのだけど、確かに宮部作品なのだけど、満足と物足りなさが同居中。 連続無差別毒殺事件。それ自体は、これからの展開に期待が膨らんだ。 なのに、なぜか・・・。そう、私は多分杉村さんが好きじゃない。どこかで読んだことのある設
  • [2007/08/30 19:16]
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  • じゃじゃままブックレビュー |
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名もなき毒 宮部みゆき

装幀は緒方修一。装画は杉田比呂美。北海道新聞、中日新聞、東京新聞、西日本新聞、河北新報、中國新聞に主に2005年3月1日から実質約9ヵ月連載(時期違いあり)に加筆修正、最終章書き下ろし。主人公で語り手の杉村
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