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黒い雨 

黒い雨 (新潮文庫) 黒い雨 (新潮文庫)
井伏 鱒二 (1970/06)
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広島で被爆した重松夫妻と姪の矢須子。戦後、矢須子が縁遠いのは、原爆にあったからだという
噂のせいだと思った重松は、自分の被爆日記を見せようと清書を始める。


今年はある政治家の「原爆はしょうがない」発言のせいか、戦争がテーマとなった
テレビ番組が多かった。
はじめて戦争のことを考えさせられた子供たちもいたのではないでしょうか。
私は広島に生まれ育ったせいか、小学生の頃にはたびたび平和学習をしていました。
原爆の怖ろしさも身近に聞くこともできました。
しかし自分の子供達は、学校での平和学習なんてほとんどないです。
語っていく人も高齢となり、難しいのかもしれないです。
アメリカでは、原爆投下は正当化されています。
ただ多くの人はこの悲惨な実情を知らないのだそうです。
アメリカでも今年テレビ番組で大きくとりあげられたというニュースを見ました。
この番組を見たあとでは、多くの人の考えが変わったそうです。
「黒い雨」を手にとろうと思ったのも、私の中でなにか考えさせられたからかもしれません。
主人公である重松が原爆にあい焦土の広島の街を歩き、市外の勤め先の工場に身を寄せ
それからも広島の街に入り、悲惨な実情を目の当たりにする様子が語られています。
今の私達には考えられない距離を歩き回ってます。
交通機関もなくただ歩き続ける、しかも阿鼻叫喚の地獄の中を。
知っている地名に胸が痛む思いでした。
昨日までは普通に暮らしてきたはずなのに、どうしてこんなことが起こってしまったのか。
たったひとつの爆弾が、人生を変えてしまったのです。
戦後も原爆症に苦しみ、いつ死が訪れるかもしれない恐怖、それでも生きていかなければいけないのです。
とてもじゃないが「しょうがない」なんて言えたもんじゃない。

戦争が二度と起こらないためにも、子供達に伝えていかなければいけないですね。
同じように日本が他国に行った行為も、知らなければいけないし伝えなければいけないと思います。
そういう私もじつは広島の原爆のことは知っていても、長崎のことはよく知らないんですよね。
戦争を知らない世代のほうが多いんですもんね…
小さなことから始めていけたらと思ってます。

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