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白楼夢 


白楼夢―海峡植民地にて

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書評/ミステリ・サスペンス



1920年代、英国植民地シンガポール。大物華僑の娘、呂白蘭の死体を発見したことから、
日本人青年・林田は殺人の嫌疑をかけられ、警察と呂一族の双方から追われることになる…


この時代では、一旗あげようとした日本人がゴム園などの事業を起こしにシンガポールに
やってきていたようです。
林田も同じようになにかを始めたいとやってくるのですが、日本での学生時代の友人が
この地の大物架橋の息子で、それが理由で日本人たちから一目置かれる存在となるのです。
もちろん先にシンガポールにやってきている日本人たちは海千山千をこなしてきた者たちばかり。
林田がどうやって渡り合っていくのか、これが面白いんですよ。
サクセスストーリーですな。映画みたい。
冒頭で大物架橋の娘であり、友人の妹である白蘭の死体を発見するのですが、ここではまだ
白蘭との関係はわからないのです。
この事件と林田のシンガポールでの出来事とが交互に語られ、謎を深めてるのです。
信頼を勝ち得ていたはずの林田がナゼはめられたのか…
色々な要素で楽しめました。
舞台が大正の頃でレトロでモダンな雰囲気で、一昔前の日本映画のようでした。
勝気でわがままな白蘭タイプって、この手の映画のヒロインにピッタリです。
この地に娼婦として連れてこられている日本人の耐えている姿と対照的です。
こういう時代があったことを知るいいミステリでした。

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