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魂萌え ! 

魂萌え ! 魂萌え !
桐野 夏生 (2005/04/21)
毎日新聞社
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定年退職した夫隆之と平穏に暮らす59歳の関口敏子。
ある日、隆之が心臓麻痺で急死してしまう。
8年ぶりにアメリカから長男の彰之一家が帰国するが、アメリカを引き払い敏子と同居を提案してくる。
遺産の問題の上に敏子に夫の生前の愛人問題まで降りかかってくる…

面白かった!といったらいけないかな。
というのもちょっとリアルですよね。
ちょうど私の母と敏子が同年代なのですが、同じように夫に依存しているというか
二人で老後を…と思っている世代なんですよね。
父が亡くなった時の喪失の辛さも見ているので、敏子の気持ちもよくわかるんです。
私達世代とは依存度が違うんじゃないでしょうか。
敏子の場合その上にいろいろな問題や出来事が降りかかってくるんですけどね。
そういう意味では敏子は恵まれていたのかもしれないなぁ…なんて思ったり。
一人で生きていくというのは覚悟が必要なのかもしれないですもんね、今まで頼る人がいた場合には。
敏子の周りの人たちもユニークでした。
栄子なんぞは、そばにいればウザイと思ってしまうけどどこか憎めない。
塚本は年をとってもこんなズルイ男っているのね~。
年寄りでも恋の花を咲かせることができるのねと妙な感心をしたり。
さて愛人問題にしても、一筋縄で終わらないところが桐野さんらしいかなと。
一輪挿しの請求書当たりなんか、ちょっとした毒ですよね。
いつものドロドロはなかったけど、桐野さんは目のつけどころが違いますね。
敏子が最初と最後ではずいぶん印象が変わってくるところも、読みどころかな。

桐野さんは古着が好きといろいろなところで聞いたり見たりしているのですが、
彰之の商売もこういうところからきてるんでしょうね。
桐野さんのアンテナってすごいんだろうなぁ。

コメント

bonさん☆おはようございます
老後って長いですからねぇ、どう生きるべきかを考えさせられちゃいました。
せっかくの自由な時間を使いこなせない人って多いんだろうなぁ!
それにしても、桐野さんの目の付け所ってスゴイですよね!(^^)b

Rokoさん こんにちは~。
私達が老後を迎えるころってどんなになってるでしょうね。
そう考えると敏子さんはまだ恵まれているのかもしれないですね。
後悔しないように頑張りましょうね~。

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『魂萌え !』 桐野夏生

魂萌え !posted with amazlet on 05.08.05 桐野
  • [2007/06/01 08:01]
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