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九杯目には早すぎる 


九杯目には早すぎる

  • 著:蒼井上鷹
  • 出版社:双葉社
  • 定価:840円
livedoor BOOKS
書誌データ / 書評を書く



第26回小説推理新人賞受賞作「キリング・タイム」を始め、第58回日本推理作家協会賞・短編部門の候補作に選ばれた「大松鮨の奇妙な客」他、「においます?」「私はこうしてデビューした」「清潔で明るい食卓」「タン・バタン!」「最後のメッセージ」「見えない線」「九杯目には早すぎる」を収録した短編集。

いろいろなブログで見た蒼井上鷹さん、概ね好評でブラックテイストだというので楽しみにしておりました。
私、ブラックなの大好きなのです。
でも読んでいくうちに、好みのピリッとしたブラックテイストではないことに気がついたのです。
ジトッというか、ヌメッというか…湿気の多いかんじなのです。
なんだか嫌な汗をかいたというような。
とういのも登場人物は華のあるヒロインでもなければ、勇ましいイケメンでもない。
くたびれたサラリーマンが主なのです。つまりちょっと現実的なのです。
日常でも起こりうる絡みあった関係に事件が繰り広げられていくのです。
それもささいな動機、掛け違ったボタンのようなきっかけで。
じつは自分の隣でもこんなこと起こってるのかもしれないという、」妙なリアルさがあるのです。
誰でもこの人は苦手、嫌いといった人っていますよね。
それが殺意に変わるということはまずないと思いますが、こういう小さな意識が殺意を呼び起こしてしまうって
ありえないことでもないんですよね…こういうところがじつは怖いんですよね。

でもこの蒼井さんって新人賞受賞作ってことは新人作家さんなんですよね。
スマートな文章ではないんですが、ちょっと気になります。
他の作品もこんなかんじなのかな。
ミステリー慣れしている人には、どんでん返しもなんとなくわかってしまうような気がするのですが
どうなのかな。

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