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わくらば日記 

わくらば日記 わくらば日記
朱川 湊人 (2005/12)
角川書店
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昭和30年代の東京の下町、貧しい暮らしだが母さまと病弱で美しい姉さま鈴音と3人で暮らす和歌子。
姉さまには不思議な力を持っていた。
人であれ、物であれ、それらの記憶を読み取ってしまう力を。
そのことを駐在の秦野に話してしまったことから、警察に協力することになる…


現代に生きる和歌子が、若くして死んでしまった姉さまを思いながら語っていきます。
天真爛漫な和歌子、病弱だけど賢く美しい姉さま。
貧しいけれど姉妹は純粋で素直なのは、母の影響なんでしょうね。
「人の信頼を裏切ることは、人の命を奪う事の次に悪いことです」
こういうことを娘たちに教える母って素晴らしい。
最初は姉の力の突飛さ、警察に協力することになった過程に、ちょっとなぁ…ってかんじだったのですが
途中からはぐっとひきこまれました。
人には言えない重い過去を背負った人たちが、この時代にはまだまだいたんでしょうね…
姉妹の姉的存在となる茜ちゃんの登場も、姉妹に大きな影響を与えます。
人を信じることの大切さ、忘れてはいけないことなんですよね。
一番響いてきたのは「流星のまたたき」
鈴音と慶應の大学生との儚く淡い恋。
最後の手品がなんとも切なくて…本当にいつまでも続いて欲しかった。

この話の魅力だと思うのですが、決して鈴音の力がなにもかも解決してしまうものじゃないこと。
力を持つ鈴音自身が迷い、苦しんでいるということ。
妹の和歌子、力を利用しようとした刑事たちも鈴音を気づかっていること。
なんだか殺伐とした事件なのに、どこか優しい気持ちを感じるのでした…
ノスタルジックで、切なくて…いい話なのですが、もやっとなんです!
ぐぐぐっとくる気持ち<もやっとなんですよ。
こりゃ続きが気になるじゃないですか!
こんなに謎を振りまいて、どうしてくれるんですか~。
これじゃ序章ですよ、あぁぁぁ最後まで一気に読んで完結したかった~。
早く続編が出ればいいな。

コメント

bonさん☆こんにちは
家族が力を合わせて健気に生きている姿が良かったですね。(*^_^*)
そして「流星のまたたき」は切なかったですね。

Rokoさん こんばんは♪
妹も姉もお互いを思いあうかんじがよかったです。
「流星のまたたき」はせつなかったです。
いつまでも続いてほしかったですね、あの手品…

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『わくらば日記』 朱川湊人

わくらば日記posted with amazlet on 06.04.12 朱
  • [2007/02/04 11:10]
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わくらば日記(by朱川湊人)

★★★☆☆著者:朱川湊人 出版社:角川書店定価:1470円 出版年月:2005年12月 ボリューム:285P昭和三〇年代。当時私は東京の下町で母さまと姉さまと三人、貧しいながらも仲むつまじく過ごしておりました。姉さ
  • [2007/02/10 11:42]
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