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暗渠の宿
- ソノタ
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- 著:西村 賢太
- 出版社:新潮社
- 定価:1470円(税込み)
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書評データ

「けがれなき酒のへど」
しみじみ女が欲しい、ごく普通の恋人が欲しい…
日雇い仕事の男、女が欲しいと風俗嬢相手に近づこうとするがことごとくふられる。
そんな中、優しくしてくれたソープ嬢の身の上を聞きある決心をする。
「暗渠の宿」
ようやく手に入れた女と同棲を始めることになるのだが、住む所さえままならない。
生活は始まれども女に不信を抱き、嫉妬に狂い、暴力をふるい修羅場の日々を送る…
最低の男。女のことばかり考え、なんとかものにしようと悪戦苦闘の日々を送り挙句の果てにはふられる。
まったくもって最低の男。
しかしこの男から目が離せなくなる。あまりにも滑稽だが、憎めない。
何故だ?
その醜い姿をさらけ出して、心根をぶちまけている姿にひきこまれている。
ところがあれだけ醜態をさらした男がふと見せる違った一面。
彼は大正期の作家藤澤清造に傾倒し、その全集を我が手で出版しようとし、月命日には菩提寺まで
弔いに出かけているのだ。
どうしてそこまで藤澤清造に惚れこむことができるのか。
彼は自分の姿を重ね合わせているのかもしれない。
さて女と同棲するになったけれども、どうも男は身勝手すぎる。
しかし女が可哀相と思えないのも不思議。
なんだか男の孤独は埋まらない気がする。孤独な者同士依存しているということなのか。
しかしどこからどこまでが事実なのか。私小説なのか、どうなのか。
こういう話は好みが分かれると思う。
私は結構楽しめた。
もちろんこういう男はイヤですが。文章は好み。
芥川賞候補にもなった「どうで死ぬ身の一踊り」も読みたい。
やっぱり藤澤清造と女絡みの話のようです。
![]() | どうで死ぬ身の一踊り 西村 賢太 (2006/02/01) 講談社 この商品の詳細を見る |
- [2007/01/10 22:15]
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コメント
はじめまして!
結構、はまってしまいました。
男の私がいうのも何ですが・・・ 本当に男って身勝手な生き物で、でも、だから、憎めない?!
早速「どうで死ぬ身の一踊り」手配しちゃいました(笑)!
結構、はまってしまいました。
男の私がいうのも何ですが・・・ 本当に男って身勝手な生き物で、でも、だから、憎めない?!
早速「どうで死ぬ身の一踊り」手配しちゃいました(笑)!
Goriさん はじめまして。
なんか引き込まれますよね、この本。
こういう男は現実的に見ればイヤだけど、小説だとなぜだか憎めないですね。
「どうで〜」は図書館にあるようなんですけど、まだ借りてません。近いうちに読みたいです。
なんか引き込まれますよね、この本。
こういう男は現実的に見ればイヤだけど、小説だとなぜだか憎めないですね。
「どうで〜」は図書館にあるようなんですけど、まだ借りてません。近いうちに読みたいです。
いや〜凄い本ですよねコレ・・・
けっこうハマっちゃいそうです。
けっこうハマっちゃいそうです。
旦那@八丁堀さん こんばんは。
そうですよね、なんかわからんけどスゴイですよね。
「どうで〜」も気になりますよね。
ワンパターンになりそうだけど、それはそれで魅力があるような気がします。
そうですよね、なんかわからんけどスゴイですよね。
「どうで〜」も気になりますよね。
ワンパターンになりそうだけど、それはそれで魅力があるような気がします。
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こいつは凄え・・・「暗渠の宿」
「暗渠の宿」を読みました。。氏の作品を読むのは初めてですが、いやはや何と評してよいのか?抑え難いリビドー(笑)。フェミニズム的な視点、と言いますか、現代の常識感覚では「有り得ない」女性観。女性にモテたい、女性にいい格好をしたい・・・という意識はありながら
「暗渠の宿」読みました。
著:西村 賢太出版社:新潮社定価:1470円(税込み)暗渠の宿livedoor BOOKSで購入書評データはまりました!男の無茶苦茶な自我の、欲求の、とどまるところを知らない物語。私は、引きずり込まれて、どっぷり浸った・・・歴史的な文豪(?!)って、こういう種類の人...
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