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新潮45 殺人者はそこにいる 

殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件 殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件
「新潮45」編集部 (2002/02)
新潮社
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実際に起こった13の事件。
最初はニュースやワイドショーで見慣れているせいか、あまり心が動かない私がいた。
ところが次第に事件の詳細な裏側、遺族の思いに身震いしてきた。
いろいろな犯罪者がいる。
一度服役しながらも、自分を刑務所に追いやったと逆恨みの炎を燃やす者。
借金苦に妻子を殺し、自分も自殺しようとするのだが、その様子をテープに録音し残す者。
人を殺すことに快感を覚えてしまった者。
若さゆえにまわりが見えず凶行に走った者。
疑惑なままで終わった事件もある。
これが怖いのが日常の延長で行われていること。
いつ自分の身にふりかかってきてもおかしくないということ。
追い詰められて犯罪者に豹変していった者もいる。
誰に聞いても彼が人を殺すなんて考えられないと言う者もいる。
一番心にひっかかったのが、追い詰められ顧客の老夫婦を殺してしまった銀行員の妹さんの言葉。

「兄は自殺すればよかったのに。と思ったが今は生きていて欲しいと心から思う。ああいう兄でも、
私にはたった一人の兄です。見捨てることは出来ません。生きて自分がどんなに怖ろしいことを
やったのか考えて罪を償って欲しい」

要約させてもらったのですが、犯罪を犯してしまった肉親の切なる気持ちが痛かったです。
私たちはテレビ・新聞で流されることしか知らない。
ひどい話だと憤る事件ばかりだけれども、その裏側では様々な思いがうごめいている。
興味本位ではいけないが、事件を風化させず記憶にとどめておきたい…

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