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冬の犬 

冬の犬 冬の犬
アリステア・マクラウド (2004/01/30)
新潮社
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カナダ東端のケープ・ブレトン島を舞台にした8編の短編。
厳しい自然に暮らす人々、動物たちの息づかいが聞こえてきそうな1冊です。
いずれも少し前の時代のようで、何をするにも人間の手が必要といった時代。
島の冬は想像を絶するもので、厳しく淋しく容赦なくやってくるのです。
表題作の「冬の犬」は、まさに読んでいるだけで凍りつきそう。
一番印象的だったのは「島」
島に生まれ島で育った灯台守の娘。
ただ1度恋をするのですが、結果的にはツライ恋に終わり両親の後をついで灯台の仕事を孤独に
こなしていくのです。
これが読み終わると、ふぅっと切なくなってしまったのです。
孤独な女=可哀相な女と思ってしまいがちですが、彼女にとってはこの暮らしこそが支えになってるところが
あるのかもしれないですね。
カナダは移民の国で、このケープ・ブレトン島はスコットランドからの移民が多いようです。
あとがきを読めば、スコットランドを追われて移民してきた民族であり、彼らがゲール語を大事にしている
ことからも民族の誇りを感じさせます。
歴史というのは脈々と続いているのですね。
世界史に疎い私は、あいまいなことしか知らなかったです。
こういった事実も踏まえて読めれば、もっと興味深く読めたかもしれないです。

この本が2006年最後の本となりました。
もう少し読む予定だったのに、時間切れです。
図書館の返却期限は1月5日。
読めるんだろうか…

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