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きつねのはなし 


  • 著:森見 登美彦
  • 出版社:新潮社
  • 定価:1470円(税込み)
きつねのはなし
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書評データ



「きつねのはなし」
京都の一乗寺にある小さな骨董屋「芳蓮堂」にアルバイトする大学生の私。
女主人のナツメさんに頼まれ、長い坂のうえにある天城さんの古い屋敷に届け物をするのだが…

「果実の中の龍」
大学の先輩の下宿に入り浸り、先輩のいろいろな魅力的な話を聞くようになった私。
先輩の話は自分には体験のないものばかりだった…

「魔」
家庭教師をしている近所で夜な夜な通り魔が出没しているという。
そしてその正体は…

「水神」
祖父の通夜の夜、伯父や父たちと夜を明かすことになった私。
祖父の家にまつわる不思議な話を聞くことになる…


京都が舞台となっているのですが、入り組んだ路地など幻想的な世界に満ちています。
それにどの話も謎が謎のままであいまいなのですが、そこもまた私には好みでした。
連作短編のようで繋がってない、いや繋がってるのか。
作者にだまし討ちにあわされているようで、同じようになにかにとりつかれているようなざわざわしたかんじでした。
こういうの好きです。
しかし狐やケモノなども怖いのですが、本当に怖いのはそれに魅せられてる人間かもしれないですね。
一番よかったのは「果実の中の龍」かな。
こちらは見事に騙されてしまうのですが…
しかしどうして京都はこんなに魅力的なんでしょうか。
惑わす不思議な力がある土地なのかもしれないですね。

今年の夏に京都を旅することができ、この本でも度々南禅寺が登場してくるので、その雰囲気が伝わってきてよかったです。
また京都を訪ねる機会があれば、この本を読み返して幻想的な世界を楽しんでみたいですね。

じつは森見さん「太陽の塔」で挫折してるんですが、この本が面白かったのでもう1回チャレンジしてみます。

コメント

こんにちは。
不思議なお話でしたね。
でも読め読めと、ページをめくる手が止まらない。
作風が違いますが、「太陽の塔」も面白く読めました。

TBさせて貰いました。宜しくね。

こんばんは~、レスが遅れてごめんなさい!私は「太陽の塔」挫折組なのですよ…
「きつねのはなし」はかなり好みだったんですけどね。
また挑戦してみます。

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「きつねのはなし」森見登美彦

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