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ナイチンゲールの沈黙 

ナイチンゲールの沈黙 ナイチンゲールの沈黙
海堂 尊 (2006/10/06)
宝島社
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東城大学医学部付属病院小児科病棟に勤務する看護士浜田小夜。
担当患者の中に眼球に発生する癌網膜芽腫(レティノ)のアツシと瑞人。
瑞人の父親は無職で飲んだくれで病院にも来ず、息子の病状すら知ろうとしない。
小夜は病院に来るよう父親を説得するが相手にされない。
彼らのメンタルサポートを不定愁訴外来・田口公平が受け持つのだが、その矢先瑞人の父親が
殺されてしまう…


読み終えてすぐなのですが、かなり不快です。
憤慨中なのでかなり辛口です。面白かったかたごめんなさい!

前作も感じたことなのですが、命を軽く扱ってるような気がするのです。
まずアツシ君は必要だったか?癌網膜芽腫は初めて知った病気です。
命と引き換えに大きな代償を払わなければいけない病気。
肝心の瑞人だけならともかくアツシ君はかわいそうでたまらない。
彼が「僕のお目々取っちゃうの?」と言うたびに泣けました。この話の中で一番泣けたとこ。
5歳といえばウチの息子と一緒なのですよ。
彼に肩入れしてしまい読者を泣かそうと思ってるだけなんじゃないかとさえ思ってしまうのです。
それから確かに瑞人の父親はひどい人物ですよ。
しかし彼が虐待を受けているなら、親としての責任を放棄しているならば病院としても行政やなにかに
相談できるんじゃないかって思えるんです。
なにも看護士がそこまでしなくってもいいし、そんなことするならもっと責任ある立場の人が
出向くんじゃないかい?軽率なところがありますよね。
それからMRI。そんなに頻繁に受けれるもんなの?
小夜の歌の力も、目をつぶって大目にみるとしても、なぜ大勢の人の前で歌ったのか。
その場にいた人は病人もいるのですよ。ショックで倒れる人はいなかったのか!おいおい!
それから由紀の件。彼女にも家族がいますよね。いくら彼女の希望とはいえ家族の立場が無視されてない?
彼女のためにドナーとなった姉はいったいどんな思いだったのか。
そこまで深読みしなくっても…とは思うのですが、こういう細かいところが命を軽視して、ドラマだけを
追ってるような気がして不快だったのです。
だらだらと文章を長くしていろんなものを詰め込むなら、こういう細かいところを丹念に描いていけば、
もっと感情移入もできたろうに。
小夜の能力は必要だったんだろうかとさえ思えてきちゃうわ。

ミステリーだからと割り切ればいいのですが、ホラーとかグロテスクなものは平気なのに、どうもこういう
病院モノになると過敏になっちゃって…
これを読んで不快になったかたごめんなさい!
感想は人それぞれってことで、許してくださいませ。

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