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わたしを離さないで 

わたしを離さないで わたしを離さないで
カズオ イシグロ (2006/04/22)
早川書房
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優秀な介護人キャシー・Hは、提供者と呼ばれる人々を世話している。
キャシーが生まれ育った施設ヘールシャムの仲間も提供者だ。
キャシーは親友のルースとトミー達と過ごしたヘールシャムの日々を思い出す…


なんだろう、この読後感は…
読んでいくうちにヘールシャムの施設が、単なる施設じゃないことに気付く。
なぜなら彼らに親の存在を感じないのだ。
提供?介護人?
謎を含ませ淡々と物語が語られていく。
そして事実がわかっていくのだが、決してドラマチックに語られることもなく、至って平静に語られていく。
彼らは自分達の運命を抗うことなく受け入れているように思えるのだ。
何故生まれてきて、何故使命を遂げていくのか…
何気ない青春の日々を振り返っているように見えるのですが、底にあるのは言いようのない思い。
同じように考え、恋をし、友情を育むことだってできるのに。
抑制のとれた文章は読後に、じわじわと波を押し寄せてくる…

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わたしを離さないで といえば

こんなのもありますね。
  • [2007/06/09 01:28]
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