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 2010年04月 

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橋 

橋
(2010/01)
橋本 治

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この話に登場する二人の女性は、ほぼ私と同年代であろう。
同じように小学生の頃にピンクレディの歌と踊りに魅せられた小学生だった。
クラスにこのように疎まれた女子はいたのだろうか…
私が気付かないところで鬱積した思いを募らせていた子供もいたのかもしれない。それに気付くにはまだ子供すぎたのかもしれない。
そうかといってすべての子供がこのように育ち罪を犯すとは限らない。どこでどう狂っていったのか…
彼女達の物語だけではない。その母親達の物語でもある。昭和という時代を生きてきた女達の話なのだ。
一人一人に価値観は違えども、誰もが今よりよくなると信じて疑わなかった昭和。その先にあるものは、はじけてしまう未来なのに。
読みながらなぜか汗ばむ思いだった。決してエアコンではなく扇風機のぬるい風しかない暑い夏を思わせる。

二つのよく知る事件に収束されていくのだけど、そのあたりが淡々としていて置き去り感がなんともいえません。

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