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ストロベリーナイト 

ストロベリーナイト (光文社文庫)ストロベリーナイト (光文社文庫)
(2008/09/09)
誉田 哲也

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ちょっとちょっと、面白いんですけど!グロイと聞いてましたが、なんのその面白かったです。
結構グロイのは苦手なんですけどグロイとこは想像しません、これでクリアです(笑)
主人公は警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子。とりすましたとこのある女刑事なのかと思えばなかなか人間くさい(いや間が抜けてる?)とこもありなかなか好感が持てます。
そして彼女を慕う部下たちも、憎めないキャラじゃないですか~。
展開もスピーディでリズムよく引き込まれていきましたわ。
警察小説にしては軽めの部類になるかな。それでいて縦社会、男社会の中でやっていかなきゃいけない姫川の立場の弱さに彼女を応援したくならざるを得ないです。
にしても気持ちよく騙されましたな。そうかー、そうきたか。ストロベリーナイトは甘くないのね。
「ソウルケイジ」も図書館より確保してきたので、近日中に読みます。
誉田さん、お気に入りになりそうです。

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新選組副長助勤 斎藤一 

新選組副長助勤 斎藤一 (学研M文庫)新選組副長助勤 斎藤一 (学研M文庫)
(2002/07)
赤間 倭子

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ちょっとドロっとしたものが続いたので、ふと歴史モノが読みたくなり積んでいたのを手に取りました。
斉藤一といえば、大河ドラマのオダギリジョーが目に浮かんできます。寡黙な男というイメージです。
維新以降も生きていた数少ない新撰組の一人です。それがゆえに複雑な余生だったと思います。
幕末モノとしては、さして珍しいエピソードもなかったのですが、この本でも近藤勇って愚鈍な扱いです。ムムム、かっこいい近藤勇の本ってないかしら。

光 

光
(2008/11/26)
三浦 しをん

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読んでからずーーーーっと感想を書けずにいました(汗)というのもかなり辛口なのです…
ダークなしをんさんという感想をいろいろなところで目にしてたもんで期待しすぎたのかもしれません。

辛口なんでごめんなさい!!!

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森に眠る魚 

森に眠る魚森に眠る魚
(2008/12)
角田 光代

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人はないものを欲しがり、それを手に入れるとまた次のものが欲しくなる…そんなことを考えながら読み終えました。
5人の主婦が子供を通して出会い、仲良くしているのですが、小学校受験の話が出てくることからすれ違いが始まっていきます。これがそのうち加熱していって…
子供をお持ちの人なら誰しもが自分の子供がよその子供と比べてどうなのか、気にした事はあるはず。特に劣っている場合は焦りにも似た気持ちになりますよね。ウチの子供は3月生まれなのでホントそうなのです。
その心理描写が角田さん、上手くって。最初と最後じゃそれぞれの印象がガラリと変わってしまうもの。イヤなやつはとことんイヤになっていくしね。このイヤな感じが角田さんらしくって、フフフ。
小さい子供を持つ主婦って閉塞した世界なんだよね。なかなか世間じゃ理解しがたいだろうけど。
息苦しい思いを彼女達はこれからも続けていくんだよね…

エ/ン/ジ/ン 

エ/ン/ジ/ンエ/ン/ジ/ン
(2009/02/28)
中島 京子

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身に覚えのない幼稚園の同窓会の招待状を受け取った、葛見隆一。仕事と恋人を失い、長い人生の休暇にさしかかった隆一は、会場でミライと出逢う。ミライは、人嫌いだったという父親の行方を捜していた。手がかりは「厭人」「ゴリ」、二つのあだ名だけ。痕跡を追い始めた隆一の前に、次々と不思議な人物が現れる。記憶の彼方から浮かび上がる、父の消えた70年代。キューブリック、ベトナム戦争、米軍住宅、そして、特撮ヒーロー番組“宇宙猿人ゴリ”―。

父を知らずに育ったミライにとって父を知るということは自分の存在を知るということなんだと思う。
知りたいが怖い。怖いが知りたい。
積極的に調べるのは隆一だということからみてもそうなのだろう。
1970年代というのは、今では考えられないエネルギーを持った時代だった。ちょうど私が生まれたのもこのあたり。私の両親が若い頃がこういう時代だったとは思えない。彼らにとってこの時代を生きたということはどういうことだったんだろう…読んでいてふとそう思った。
数少ないキーワードからミライの父を探す過程は、同じく中島さんの「イトウの恋」を思わせる。こちらのほうが登場人物が濃かったせいか、いまひとつ感情移入ができなかったかな。
実際にこの「スペクトルマン」というヒーロー番組はあったのだそうだ。ヒーローものとしては珍しく環境問題を提起させるような番組だったらしい。
どことなく生まれてくる時代が早かったんじゃないかと思われるミライの母と重ね合わせたりして…
いろんな意味で思いがこめられた作品なんだと思う。

深く深く、砂に埋めて 

深く深く、砂に埋めて深く深く、砂に埋めて
(2007/10/16)
真梨 幸子

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ネッ友さんが真梨さんの本を読んでいて気になったので手に取ってみました。ドロドロしたの好きなもんで(笑)
この話も有利子という美女をめぐって、堕ちていく人々の話です。かといって悪女かと言われればそうでないような…私も有利子に惑わされているのかもしれないです。
なんせ悪いことをしているという自覚がないのですよ。
美しい顔で何故?なんて言われたら、男はああ俺が悪かったなんて思ってしまうのでしょうね。
純粋に贅沢が好きなだけなんだと思います。
きっと私には縁のない人なんだろうな…
ということでドラマを見ているように楽しみました。
娘に依存する母親や、その美しさに魅了され利用とする父親がわりの男、有利子のために悪事に手を染めていくエリートサラリーマン、運命に翻弄されてしまう弁護士などなど盛りだくさんな登場人物。
あー少し前のB級ドラマのようです。

ところでこの本のタイトルを見て娘が「何を埋めたん?」と聞いてきました。
「読んでみないとわからんよ」と私。
3/4を読んだところでまた娘が「何かわかった?」と聞いてきました。
そんなに気になるんかいー。まだここでも何を埋めたのかわかりませんー。
しばらくして…

「母さん、最後のページに書いてあったよ。○○○を埋めたんだって」

推理小説で犯人はこの人よ。と教えられた気分です。

太陽の塔 

太陽の塔太陽の塔
(2003/12/19)
森見 登美彦

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京大5回生の森本は「研究」と称して自分を振った女の子の後を日々つけ回していた。男臭い妄想の世界にどっぷりとつかった彼は、カップルを憎悪する女っ気のない友人たちとクリスマス打倒を目指しておかしな計画を立てるのだが…

じつはこの本かなり昔に挫折してます。なんだいなんだい女の子をつけまわすストーカーにつきあっとれんというのが挫折の理由です。
でも森見さんが評判がいいので、またいつか読み直してみようと思ってたのです。
今回読んでみると…面白かったです。屁理屈をこねたくだらなさがなんとも言えないのです。
しかしこういう大学生は今もいるのでしょうか?こじゃれた大学生ばかりになってきてこういうバンカラな輩は希少価値になってるかな。
これも京都だから絵になるのかもしれないですね。あぁ妄想バンザイ。


ハブテトル ハブテトラン 

ハブテトル ハブテトランハブテトル ハブテトラン
(2008/12)
中島 京子

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東京で学級崩壊、無責任な担任のせいで学校に行けなくなってしまった小5のダイスケ。
2学期は祖母が住む福山市の松永の小学校に通うことになる…

ハブテトルとは…備後弁でむくれている、すねている状態のことです。広島でも使います。
この言葉が直接この話に関わっているというより、備後弁丸出しのあったかい人々によってダイスケの心がほぐれていく様子が描かれてます。
広島弁に慣れている私でもカタカナで書かれているとちょっと読みにくいかな。
でもやっぱりご当地ネタが満載で嬉しくなってしまいます。福山のガイドブックにもなるかな。朱華園のラーメンが食べたくなってきます(笑)
中島さんの友人が住まれているようで、毎年福山を訪れているそうです。なので詳しいんですね。
登場人物のなかでもハセガワさんが印象に残った人も多いでしょう。
でもこういうおじさん、今まで意識してなかったけど結構いるような気がします。あぁ昭和の香り…


さて小学生の高学年でも楽しく読める本なのですが、どうせなら子供が読める仕様にして欲しかったですね。
小中学生を持つ母から言わせると、この手の本は子供は手に取らないんですよ。小学生はふりがなや挿絵がないとね…
中学生になればこういう話は読まないんですよね。楽しい話だけにもったいないなー。

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