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最後の将軍―徳川慶喜 

最後の将軍―徳川慶喜 (文春文庫)最後の将軍―徳川慶喜 (文春文庫)
(1997/07)
司馬 遼太郎

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こちらは再読。大河ドラマ「篤姫」では悪役のイメージとなってしまってるので、どうだったかなと読み直してみました。
慶喜は本当にまわりの期待が高すぎたんですね。
幕末ですから外国から攻めてこられるわ、しかし幕府を守らねばいけないし、諸藩の統率はとれなくなってくるしで、この慶喜なら徳川を救ってくれると子供のうちからまわりが持ち上げてしまうんです。
それなのに大奥からは水戸の息子と嫌われ、幕臣からも嫌われ、とにかく嫌われてしまいなにも出来ないんですよ。
まぁ江戸のお城の中では世の中で何が起こってるかなんてわからないですよね。
自分の生活が一番ですものね。
負け将軍となってしまうわけですが、時代が変わっていれば名君だったのかもしれないです。

さて、ここでは薩摩が悪役です。天璋院だって愚かに描かれてます。
歴史とはいろいろな視点でみるとまったく違ったものになりますね。
ということで新たな史実を知れば、また読み返してみるとたいへん面白いです。

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美女いくさ 

美女いくさ美女いくさ
(2008/09)
諸田 玲子

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戦国時代、織田信長の妹お市とその娘たちの数奇な運命は有名なお話ですよね。
そのお市の娘茶々、初、小督の3姉妹の中から小督が主役な話でした。
簡単に歴史の説明をば。
信長の妹お市が嫁いだのは浅井長政。しかし信長によって滅ぼされてしまいます。
お市親子は秀吉によって落城寸前の城から助けだされます。
お市はその後柴田勝家に嫁ぐのですが、またも秀吉に攻められ柴田家は滅びてしまいます。
今度助け出されたのは3姉妹のみ。
そして茶々は秀吉の側室に、初は京極家に小督に佐治一成に嫁ぎます。
が、秀吉の命によって小督は離縁させられ秀吉の甥秀勝に嫁がされるのです。
が、秀勝は戦死…ということで秀吉の命で今度は徳川家、後の2代将軍秀忠に嫁ぐのです。
さぁココまできたら大奥好きの方にはピンときますね。そうです家光生母お江与様です。
お江与のイメージでくると、このような過去があったのかとちょっとイメージが違ってきます。

この美女いくさの中では小督は3姉妹の中でも信長に似ているという設定。
秀吉を憎み離縁させられた夫佐治一成をいつまでも慕い続けているのですが、これがどうも…
なんか違うよなーと思ってしまうのですよ。ってそんなこと思っちゃいけない?
どうせなら信長に似てるっていうならもっとヒステリックに描いてもいいんじゃないって思ってしまったのです。
微妙に自分の思いとズレを感じながら読み終えてしまったのですが、やっぱこういう数奇な運命というのは面白いです。
永井路子さんの「乱紋 」も小督が描かれてるので、こちらも読んでみようと思ってます。

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