魂萌え !
2007.05.31 (23:24) [カ行の作家]桐野 夏生trackback(1)comment(2)
魂萌え ! 魂萌え !
桐野 夏生 (2005/04/21)
毎日新聞社
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定年退職した夫隆之と平穏に暮らす59歳の関口敏子。
ある日、隆之が心臓麻痺で急死してしまう。
8年ぶりにアメリカから長男の彰之一家が帰国するが、アメリカを引き払い敏子と同居を提案してくる。
遺産の問題の上に敏子に夫の生前の愛人問題まで降りかかってくる…

面白かった!といったらいけないかな。
というのもちょっとリアルですよね。
ちょうど私の母と敏子が同年代なのですが、同じように夫に依存しているというか
二人で老後を…と思っている世代なんですよね。
父が亡くなった時の喪失の辛さも見ているので、敏子の気持ちもよくわかるんです。
私達世代とは依存度が違うんじゃないでしょうか。
敏子の場合その上にいろいろな問題や出来事が降りかかってくるんですけどね。
そういう意味では敏子は恵まれていたのかもしれないなぁ…なんて思ったり。
一人で生きていくというのは覚悟が必要なのかもしれないですもんね、今まで頼る人がいた場合には。
敏子の周りの人たちもユニークでした。
栄子なんぞは、そばにいればウザイと思ってしまうけどどこか憎めない。
塚本は年をとってもこんなズルイ男っているのね〜。
年寄りでも恋の花を咲かせることができるのねと妙な感心をしたり。
さて愛人問題にしても、一筋縄で終わらないところが桐野さんらしいかなと。
一輪挿しの請求書当たりなんか、ちょっとした毒ですよね。
いつものドロドロはなかったけど、桐野さんは目のつけどころが違いますね。
敏子が最初と最後ではずいぶん印象が変わってくるところも、読みどころかな。

桐野さんは古着が好きといろいろなところで聞いたり見たりしているのですが、
彰之の商売もこういうところからきてるんでしょうね。
桐野さんのアンテナってすごいんだろうなぁ。

千年樹
2007.05.27 (21:01) [ア行の作家]荻原 浩trackback(2)comment(0)
千年樹 千年樹
荻原 浩 (2007/03)
集英社
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日方神社の境内の樹齢およそ千年の巨大なくすの木。
そのくすの木が見てきた過去・現在の様々なドラマ。
その木にによって命を助けられる者あり、その木の下で待ち続ける者あり…
久々に読んだ荻原さん、とてもよかったです。
過去と現在が交互に語られ交差していきます。
現在は日方神社がまだ荒れ社になる前、幼稚園を付属していた頃から、その幼稚園に通っていた
園児達が大人になるまでを描いています。
いじめられたり切ない恋があったり、社会に出て上手くいかない自分を嘆いたり。
荻原さんと同世代なんじゃないかな。
過去はばらばらの年代なのですが、どの時代も「生」と「死」は紙一重。
その重みに胸が締め付けられることがしばしばでした。
特に最初の「萌芽」。なんと残酷な仕打ちなんだろう。
しかしこれがその時代を生き抜くには、必要なことだったのかもしれない。
歴史は様々な運命の上になりたっているんですよね…

狭い町での歴史ならなのか、いろいろなところでリンクしています。
それが切なくもあり…敏三さんのとこではちょっと泣けちゃったかな。
ことりの木と呼ばれたくすの木ですが、本当は淋しかったのかもしれないですね。
誰かにそばにいて欲しかったのかも…

アンハッピードッグズ
2007.05.26 (11:09) [カ行の作家]ソノタtrackback(0)comment(0)
アンハッピードッグズ アンハッピードッグズ
近藤 史恵 (2001/10)
中央公論新社
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舞台はパリ。
新婚旅行で置き引きにあい困ってる日本人夫婦を日本人ホテルマンのガクが自分の
アパートに連れてくる。
ガクの恋人であるマオは、彼の様子になにか違和感を感じる…

知らない土地で起こったトラブル。それに対処しきれない夫。
あぁ確かに最初から不安要素が渦巻いている。
ガクとマオの関係も腐れ縁のような関係で、いつ離れてもおかしくない状況。
だけどパリの街が似合うんですよね、この二人(行ったことはないが)
普通ならば嫌な存在なのに、それを感じさせずお洒落とも思わせるのです。
壊してしまいたいという衝動…なんかわかるなぁ。
実際にそういう行動はできないけど。

こういう恋愛小説はあまり読まないのですが、じっとり嫌な汗をかきました。
嫌な男ほど憎めないのかもしれないです。
あぁ私も騙される口かも。
モドキ
2007.05.26 (11:09) [ハ行の作家]ソノタtrackback(0)comment(0)
モドキ モドキ
ほしお さなえ (2006/04)
角川書店
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こっ、これはB級ホラー映画を観ているようだった…
発端は大学の研究チームが南米より持ち込んだ植物。
自らの欲望で、それは増えていく…
主な登場人物は同じスーパーで働くカホ、主婦のカメイさん、学生のマツナガ。
それぞれに愛情が歪んでしまっている。
それが最後に向かっていくうちに明かされていき、驚く、驚く。
淋しいかもしれない。
でもやはり驚きはアレの存在。アレが出てくるところもかなり衝撃的かもしれない。
でもそれはホント「モドキ」でしかないんだよね。
「モドキ」ってのも淋しさ、孤独の象徴かもしれない。
ところで一番心配なことは、アレが広まってること。
そして広まった先でまた増殖してるかもしれないんだよね…怖い。
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臓器農場
2007.05.25 (08:58) [ハ行の作家]帚木 蓬生サマtrackback(0)comment(0)
臓器農場 臓器農場
帚木 蓬生 (1996/07)
新潮社
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聖礼病院の新任看護婦の規子は小児科に、友人の優子は産婦人科に配属になる。
ある日偶然耳にした「無脳症児」…
病院にある疑惑を持った規子たちは、親しくなった的場医師にそのことを話す…

無脳症児とは、その名の通り脳を持たずして生まれてきた赤子…
半数は母親の胎内で死亡し、生まれてきたとしてもほとんどが1週間以内に死んでしまう。
生きているとはいえない命。
その無脳症児の臓器を生まれながらにして病気で苦しむ別の赤ん坊に移植し助ける。
無脳症児を身ごもった母親は自分を責めてしまうのだが、何人もの別の赤ん坊の命を救えることで
その罪悪感からも解消される。
そんな心の隙間をつくビジネスとしての、無脳症児の臓器。
命の重さ、尊さを感じずにはいられない。

読み始めてから1年近くたっての読了かもしれないです。
とにかく長い。半分読んだところで、中断してほったらかしになってました。
でも、この後半がよかった。後半は一気読み。なぜ早く読まなかったのか。読んでよかった。
寝る前に読むことが多いのですが、横で眠る我が子たちの寝顔を見ながら泣きました。
同じように生まれてきたのに。
無脳症児だけでなく、小児科に入院する子供、親の心の苦しみも訴えかけてくるものがあります。
ケーブルカーの車掌の藤野の存在もいろいろ救われるところがありました。
やはり帚木さんの弱者に優しい目線には心打たれます。
配達あかずきん
2007.05.24 (12:00) [ア行の作家]ソノタtrackback(2)comment(4)
配達あかずきん 配達あかずきん
大崎 梢 (2006/05/20)
東京創元社
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駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の良いアルバイト店員・多絵の
コンビが、さまざまな謎に取り組んでいく。初の本格書店ミステリ。

どちらかというとほのぼのとしたミステリで、楽しむことができました。
ただ駅ビル内の書店なのに、お客さんのことってこんなに覚えてるもんなのかな…と小さな違和感。
町の商店街などの小さな書店ならわかるんですけど、利用客が多いお店っぽいし…
自分があまり店員に声をかけないからかもしれない。
まぁそんな細かいとこは置いといて、やはりいろんな本が登場してくるのは、いいですね。
知っている本もあれば知らない本もあり。
特に「六冊目のメセージ」はステキ。
入院している娘のために母親が本を選びにくるのですが、何を選んだらいいかわからず
店員らしき人物に見立ててもらうのです。
その本が気に入り、退院した娘さんがお礼にくるという話なのですが、こういう出会いもドラマチックよね。
この先の展開が花開くようで、読後感もよかったです。
あとは「標野にて 君が袖振る」
あさきゆめみしーーーー!たぶん多くの方が学生時代お世話になったのでは。
少し前に再読する機会があったのですが、今もなお色あせず素晴らしい漫画でした。
少々強引かもと思える展開でしたが、こちらも読後がよかったです。

このミステリフロンティアシリーズ、結構面白そうな本が多いのですが、読みたいーって
思う本は図書館に置いてないのです…
成風堂シリーズは3冊も出てるんですね。読まねば!
マルドゥック・ヴェロシティ 3
2007.05.23 (14:52) [ア行の作家]ソノタtrackback(0)comment(0)
マルドゥック・ヴェロシティ 3 マルドゥック・ヴェロシティ 3
冲方 丁 (2006/11/22)
早川書房
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3巻にになって、ウフコックとボイルドの決定的な別れとなった事件が登場してきます。
唐突な…と思ったこの事件、なるほどと驚かされます。
スウランブルで抱いていたボイルドのイメージが覆されますよね。
濫用=暴走ではなかったのですね。
それにしてもヴェロシティは「虚無」の世界でした。
読んでいてちょっと辛かった。
仲間を思えば思うほど…

しかし人間関係が複雑だったなぁ…
もし読まれる方がいらっしゃったら、そこをメモに整理しながら読むと
いいかもしれません。
あの緑の目の娘は、どうなったんかなぁ…
百鬼夜行抄
2007.05.22 (14:05) [マンガ]ア・カ・サ行の作家trackback(0)comment(2)
百鬼夜行抄 (1) 百鬼夜行抄 (1)
今 市子 (1995/09)
朝日ソノラマ
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ずっと前から気になっていたマンガ。だって絵が美しいんですもの。
たまたま遊びに行った友人の家で見つけ、1〜4巻を貸してもらうことに。
これがまた絵も内容も好みのマンガだったのです。
主人公は人には見えないものが見えてしまう高校生律。
小説家であった彼の祖父もまたこの不思議な力を持っていた。
律はこの祖父ゆずりの強い霊力で妖怪たち魔を引き寄せてしまうのだった。
ただ単なる妖モノではなく、そこに描かれるドラマ、人間関係も深いものがあるような気がします。
某ブック○○にて、5〜7巻を見つけすぐさま購入。
あーあー続きが気になる〜と何軒か古本屋を探したのですが見つけられず。
読めないとわかったら読みたい!!!
とにかく他にも読みたかったマンガが読みたい!!!と某所でつぶやいたのです。
そんな私に救いの手を差し伸べてくださったのが、ネッ友のshortさんです。
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マルドゥック・ヴェロシティ 2
2007.05.15 (10:06) [ア行の作家]ソノタtrackback(0)comment(0)
マルドゥック・ヴェロシティ 2 マルドゥック・ヴェロシティ 2
冲方 丁 (2006/11/15)
早川書房
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2巻になるとますます複雑な人間関係になって、ついていけてない気が…
しかしボイルドがこんな男だったなんて、スクランブルの時じゃ考えられない。
読む順番が変わってたらどう思ったかしら。
3巻も頑張って読みます。
大きな熊が来る前に、おやすみ。
2007.05.12 (14:26) [サ行の作家]島本 理生trackback(2)comment(0)
大きな熊が来る前に、おやすみ。 大きな熊が来る前に、おやすみ。
島本 理生 (2007/03)
新潮社
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恋愛に不器用な若い女の子、3篇の短編集です。
読む前にこの本で取り上げられてることを読んでしまったので、ある意味楽しめなかったかも。
先入観にとらわれちゃうので、できるなら何もない白紙の状態で読んでほしいかも。
短時間で読めてしまう本なので、できたら恋愛モノは苦手だよな〜って人にも読んだ感想を
聞いてみたいです。
私も恋愛モノは苦手なんですが、島本さんはOKなんですよね。不幸の影を感じるから?


「大きな熊が来る前に、おやすみ。」
恋人と暮らし始めて半年。恋人に父の姿を感じる。
決して幸せいっぱいといえない、不安を抱えている生活。
ある夜の出来事が彼女の心から離れない。

「クロコダイルの午睡」
大学の友人達と自宅で鍋会をすることになったのだが、苦手な都築も来ることに。
無遠慮とも言える都築なのだが、なぜかそれからもたびたびご飯を作ってあげることに…

「猫と君のとなり」
中学の恩師の葬式の帰り、酔いつぶれた後輩の荻原君を介抱したことから気になる存在になってしまう…

島本さんの小説を読んで感じるのは、動作ひとつに心情が表されていること。
何気ないことなんだけど、はっとさせられる。
「大きな熊〜」で主人公と先輩の女性がご飯を食べているところがあるのですが、
なんとなく落ち込んでいることを感じさせる主人公に、先輩がハヤシライスにそえられていた
林檎を差し出す場面に、その林檎に癒される気持ち、先輩を頼りにしている気持ちが
伝わってくるような気がしたのです。
こういうのって女同士ならではですよね。
こういうさりげないとこが巧い!って思っちゃうんですよ。
ピントずれてる?私。

「クロコダイル〜」では、女性として扱ってもらえない気持ち、わかる〜。
ちやほやとまではいかないが、それなりに見てもらいたいよね。
若いときは一瞬、自分を磨くことも大切なんだよ。と伝えたい。老婆心だわ。
それにしても無神経に近いこのオトコ。結構好きかも。

「猫〜」では、前向きな恋愛に発展しそうでよかった。不器用な女の子は応援したくなりますよね。

島本さんの描く女性が思春期に揺れる女の子から、恋愛に悩む女性に変わってきてますね。
彼女と同世代の女性を描いていってるのだろうけど、いつか結婚して子供を持った主婦とかも
登場してくるのかしら。
その時は心がえぐられそうになるかもしれない。楽しみにしてますね。
桐畑家の縁談
2007.05.04 (21:31) [ナ行の作家]中島 京子trackback(2)comment(4)

桐畑家の縁談
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書評/国内純文学


小さな頃はいじめられっ子で、地味だと思っていた妹の佳子が「結婚することにした」と言う。
姉の露子は、無職で妹宅の居候であり人生の一休み中ともいえる。
妹の結婚相手というのも台湾からの留学生。
この姉妹の微妙な心の揺れを描いていく…

結婚…なんだか自分の立場が、露子でもなく佳子でもなく彼女達の母親に近づいているのをヒシヒシと感じた。
佳子の結婚に「大丈夫かい?将来はどうすんだい?愛だけじゃやってけないんだよ」と思ってしまう。
まったくなんだい、一抹の淋しさを感じてしまった。
露子の仕事に関してもそう。彼女自身やりたいことをはっきりとした形で見つけられずモンモンとしている姿に
今の自分を重ね合わせてみるものの、彼女とは立場が違い、可能性が残されている人生を羨ましくも思う。
やりたいことってなんだい、自分にできることってなんだい。
迷って迷って自分の思うように生きなさい…と告げたい。
やっぱり母親的立場だよなぁ。
彼女達の大伯父のように快活に暮らしていけたらいいのにな。

ただ…露子の元カレの登場にはいささか引きずるものがあった。
誰も大なり小なりこんな傷を持っているのかもしれない。
自分がバカだったのか、相手がずるかったのか。
決別が彼女を大きくしていくことだろう。
ウー・ミンゾンの優しさにホロリだわ。
言葉が通じなくても大丈夫なものなのかもしれない。
彼らが幸せになれるよう祈ることしかできないのかもしれない。
なんにせよ結婚して互いを思いやって生きていくのは彼らなんだから。

中島さんは笑いの中に涙ありといった印象で、好きな作家さんです。
今作はホームドラマのようであり、一人の女性の心情を綴ったものでもあり、いろいろな意味でも楽しめると思います。
あの大伯父の人生をもっと聞いてみたい気もします。
主人公もさることながら、こういう脇役まで光らせるとこが中島さんの魅力ですね。
マルドゥック・ヴェロシティ 1
2007.05.02 (23:33) [ア行の作家]ソノタtrackback(0)comment(0)
マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 マルドゥック・ヴェロシティ 1 
冲方 丁 (2006/11/08)
早川書房
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「マルドゥック・スクランブル」では敵となったウフコックとボイルド。
かつて彼らがパートナーだった頃の話です。
戦争で傷ついた者たちを収容した肉体改造のための軍研究施設。
しかし戦争の終結は、彼らを不要とした。
彼らは新たな使命を受けマルドゥックへ…

「マルドゥック・スクランブル」でも感じたのですが、なんだか訳文を読んでいるようなかんじです。
今回は韻を踏んだりして、特にそう感じました。
よ、読みにくい。
今回は仲間もたくさん。名前と特徴が覚えられない〜。
戦闘の場面も多いのですが、この仲間たちの陽気なこと。
ただそれが悲壮感を誘ってるんですよね。
破滅へと少しずつ自ら近づいているようなかんじ。
「マルドゥック・スクランブル」で、ウフコックとボイルドの結末を知っているからなんでしょうね。
ウフコックはまだ幼く、ボイルドもあのとげとげしさがない。
これから彼らの経験していく人生の重みを感じます。
2巻、3巻と続いて読みます。
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