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ネイバーズ・ホーム・サービス 

4087753107ネイバーズ・ホーム・サービス
前川 麻子

集英社 2002-06
売り上げランキング : 407,350

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前川麻子さんを読んだのは2冊目なのですが、かなり好きな作家さんです。
私には心の奥をぎゅっとつかまれるような痛い作家さんなのです。
話の流れや言葉もツライことが書かれているわけではないのですが
時々本質的なところを突いてくるのです。
それとなぜだか無音を感じてしまうのです。
静寂とは違う無音…

この「ネイバーズ~」は、前向きな話です。
一人の女性が悩みながらも生真面目に前に進んでいくのです。
家政婦のように様々な客の家の手伝いをし、それぞれの家庭に触れ
いろいろな思いを抱えていくのです。
その仕事の取り組む姿勢に好感が持てます。

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凶笑面 

4101207216凶笑面―蓮丈那智フィールドファイル〈1〉
北森 鴻

新潮社 2003-01
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民俗学って面白いですね。
歴史とは違って生活に密着しているぶん、精神的なものであったり宗教的なものであったり
現在と共通していたり正反対のものであったり。
興味深いものばかりでした。
それを紐解いてくれる蓮丈那智と内藤三國のコンビがいいー。
クールで知的な美女と、彼女に支配されている助手。
突然振られてくる問題にたじろぎながら答える三國が、応援したくなるほどかわいい。
でもこういう強い女性って憧れますよね。
異端と呼ばれながらも自分の信念を通していく。
この姿見習いたいものです。

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アーモンド入りチョコレートのワルツ 

4043791011アーモンド入りチョコレートのワルツ
森 絵都

角川書店 2005-06-25
売り上げランキング : 7,283

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中学生が主役の短編3篇。
大人と子供の間の世代…彼らの目線は鋭くもあり甘くもあり。
大人になってしまった私たちには、ちょっと懐かしく淋しい。
そして彼らが成長していく姿がまぶしくもある。
こうやって大人になっていくんだよね。
リアルタイムの中学生が読んでもよし、そんな頃を忘れてしまった
大人が読んでもよし、楽しめる短編集だと思います。
どの話にもクラシック音楽が流れてくるのですが、クラシックに無縁の
私にはちょっと残念でした。
できたら聞きながら読みたかったなぁ。

詳しい感想はコチラから。

読了本と次読み本 

森絵都さん「アーモンド入りチョコレートのワルツ」読了しました。
中学生が主人公の短編3篇。
大人も中高生も小学校の高学年でも楽しめる本だと思いました。
感想はまた後日。
で、今日のフジテレビの金曜エンタテイメント「凶笑面」があるのに気付き
慌てて積読の中から原作の北森鴻さん「凶笑面」を引っ張り出す。
でも、間に合わなかったので録画しました。
前にアンソロジー「大密室」でこの蓮丈那智シリーズが入ってたんですよ。
それで気にはなっていたのですが…なかなかめぐり合えなかったのに先日ブックオフで発見!
即積読の仲間入り。
那智もいいですが三國もいいですわー。

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BG、あるいは死せるカイニス 

448801707XBG、あるいは死せるカイニス
石持 浅海

東京創元社 2004-11-30
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生まれたときはすべて女として生まれ、そして優秀な者だけが男性化してしまう世界の話。
面白かったのですが、やはり女→男に変化してしまった人物が出てくると複雑だなぁ。
自分が望んでなくても男になっちゃう場合もあり、これってジェンダーの問題と似てますよね。
それにまわりが女ばかりというのも…
でも姉の死の謎を追いかけていく過程は面白かったです。

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イッツ・オンリー・トーク 

4163226303イッツ・オンリー・トーク
絲山 秋子

文藝春秋 2004-02-10
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微妙な感想です。
というのも「性」的なものが出てくるとちょっと苦手なんですよ。
でもそれがさらりと描かれてるんですよね。
あまり嫌悪感は感じなかったのですが、誰とでも寝てしまう優子、
特に痴漢と会うことが不思議ですね。
彼女が抱える心の病気のせいなんだろうなぁ。
きっと誰かと触れ合っていないと、心のバランスが崩れてしまうのかもしれませんね。
ちょっと間が抜けた従兄の祥一がよかったです。
さすが元ヒモですねー(笑)

詳しい感想はコチラから。

戦国自衛隊1549 

4048736140戦国自衛隊1549
福井 晴敏 寺田 克也

角川書店 2005-05-20
売り上げランキング : 13,324

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映画「戦国自衛隊1549」の原作です。
公式サイトを見るとやはりスケールが大きそうですね。
キャストは鹿島=江口洋介、神崎=鈴木京香、七兵衛=北村一樹
藤介=中尾明慶となかなかぴったり。
でも的場が加賀丈史かぁ…ちとトシが…でもいいかぁ。
おぅ生瀬氏も出てるのね。いいじゃん。
映画も見て見たかったわ。
読みながらも思ったのですが、合戦の場面などは迫力があるなぁと。
これを映像で見たらスゴイだろうなぁと。
馬と戦車、ヘリが並ぶんですよ。スゴイ光景だわ。
この映画化のために書かれたのだと思うので、難解さもなく詳しい歴史的背景を
知らなくても楽しめました。

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読書の秋到来か? 

久々に読書熱が高まってます。
というか台風などのおかげで読む時間が増えたんですよね(笑)
おかげで調子いいじゃないですか。
ここんとこ読めなかったからなぁ、なんだか嬉しいわー♪
今読んでるのは福井さんの「戦国自衛隊1549」
横長の豪華な本なので、本というよりなにかパンフレットや小冊子を読んでるかんじです。
できたら半村良さんのほうの「戦国自衛隊」も読んでみたいですね。
調子にのって図書館からもお初の作家さんをいくつか借りてきてます。
楽しみだなー。でも読めるかしら…
「十二国記シリーズ」も待ってますし。
あー、時間がもっと欲しいー。


ところでbonさんなにか忘れてませんか?
おいおい「竜馬がゆく」5巻以降はどうなってんですか。
はい、スンマセン。はよぅ揃えます…
竜馬、待ってておくれー(汗)

宿命 

4061854445宿命
東野 圭吾

講談社 1993-07
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面白かったです。
どんなに努力をしてもかなわなかった相手。
それが元恋人と結婚し、自分が目指していた医者となっている。
悔しいを通り越して、劣等感に似た気持ちだったでしょうね。
でも今度は警察官という立場で、迫っていく。
ちょっと勇作の執念めいたものを感じました。
美佐子ともどうなるのか、気になって、気になって。
最初に登場したサナエさんの謎もどんどんわからなくなっていくし。
一気読みでした。
ラストもえっと思うのですが、そのあとにえーっという事実がわかり
「宿命」のタイトルにふさわしかったです。
↑なんのこっちゃ(笑)

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リトル・バイ・リトル 

4062116693リトル・バイ・リトル
島本 理生

講談社 2003-01-28
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島本さんが最初に芥川賞にノミネートされた作品。
当時は17歳の高校生だったような記憶がある。
淡々とした日常が綴られているのだけど、これを物足りないと思う人もいると思う。
でも彼女はこの日常こそが大切なんだということを教えてくれているのだと思う。
他人にとってはなんでもないことが、本人にはドキドキさせられたり悲しくなったり
嬉しくなったりするのだ。
この微妙な感情を見過ごしてないですか?
すっかりトシをとってしまった私には、忘れてしまった感情なのかも。

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残虐記 

4104667013残虐記
桐野 夏生

新潮社 2004-02-27
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桐野さんって読者が苦しむ姿を見て楽しんでいるのではないかと思ってしまう。
この「残虐記」も「グロテスク」「I'm sorry mama」同様何が真実で何が嘘なのかわからない。
真実にしても嘘にしても悪意に満ち満ちている。
その毒気にあてられ、なんともいえないもやーっとした感触が残ってしまう。

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2005年のロケットボーイズ 

45752353182005年のロケットボーイズ
五十嵐 貴久

双葉社 2005-07
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落ちこぼれ高校生達の寄せ集めが、キューブサットという超小型人工衛星を作ろう!っていう話です。
これがすごく面白かった!
よく考えたら技術や資金面で、なんの後ろ盾もない高校生にはムリじゃろーって思ったりしたのですが、それを差し引いても面白かった。
この仲間たちがそれぞれどこかでマイナス要因を持ってるんですが、それを逆に魅力になっているというか、その子の個性になってるんですよね。
それに主人公のじいちゃんが、高校生たち以上に個性を発揮してすごくかわいいじいちゃんなのです。
話も挫折につぐ挫折、障害ばかりなんだけど「なんとかなるさ」精神で頑張っていっちゃうんですよ。その話の流れも、すごくいい!
読み終わった後も、あったかい気持ちになれます。
でも仲間たちのその後が気になるのは、私だけ?

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魔性の子 

4101240213魔性の子
小野 不由美

新潮社 1991-09
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「十二国記シリーズ」の番外編です。
と言っても読みたいと思いつつまだ読んでないのですが…
読んでいる途中で高里の境遇が可哀相になってしまいました。
じつの家族に突き放されてしまってるんですよね。
鬼のような母とも思えるのですが、彼女の胸のうちを考えると彼女も可哀相なんですよね。
それを高里もわかってるから余計可哀相で…
それにどんどん被害が大きくなっていくのも…高里自身が願っているわけでもないのにね。
やはりこのへんのことは「十二国記」を読まないとわからないものかも。


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