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片眼の猿 


片眼の猿 One‐eyed monkeys片眼の猿 One‐eyed monkeys
(2007/02/24)
道尾 秀介

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読み終えた時に多くの人は騙された!って思うと思います。私は少しばかり違っていてこれってずるくない?っていうのが正直な感想です。
小出しに情報が出てくるんですよ。それってどうなの?って半ばイライラしながら読み進んでいきましたよ。
たとえばAってことを匂わせて、Bの情報が出てくる。そりゃBに決まってるじゃんってかんじ。
なんかピタリとはまる伏線じゃなかったので、不快指数高かったです…
好きな人は好きなんだと思うんですけどね。こういうのは苦手かもしれません。

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1Q84 BOOK1 BOOK2 

1Q84 BOOK 11Q84 BOOK 1
(2009/05/29)
村上 春樹

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久しぶりハルキ本は 社会現象になった「1Q84」です。
読み始めて少し違和感を感じた。村上春樹ってこんなだっけ?

私が村上春樹を手にしたときは高校生のときで、「羊をめぐる冒険」だった。
今までにない衝撃を受けて、ハルキ本を読み漁ったのでした。
そして、これまた社会現象となり世に村上春樹の名を広めた「ノルウェイの森」を読まずに村上春樹から遠ざかったのでした。
なぜに村上春樹にはまったのだろう?不可思議な世界に迷い込み喪失感を味わいながらめぐるめぐる冒険(?)に心惹かれてたんだろうな。
それから「海辺のカフカ」や「アフターダーク」あたりからまたハルキ本を読みだした。
「ノルウェイ」も読んだ。(蛍、納屋やんと思ったよ。)昔のようにははまれないのは大人になったせい?

で、この「1Q84」も同じように不可思議な世界に連れ込まれてしまうのですが、主人公たる青豆、天吾が力強く感じられるのです。これが違和感のひとつなんだろうな。
そしてどんなに不可思議な世界を描こうと、現実的に思えるのも違和感のひとつ。
モデルのような宗教団体があるからなんだろうね。想像せずにはいられない。
それでもやっぱり惹きこまれてしまうんだよなぁ。
「空気さなぎ」の話が出てくるとがぜん村上春樹の世界でした。そうなんだよ、これなんだよ。
と夢中になり始めたところでページ数が少なくなり、いつものように置き去りにされたのでした。

この続きはそのうち出るようです。よかった、あれで終わりなんてたまらない。
近いうちに「アンダーグラウンド」読んでみようと思う。

1Q84 BOOK 21Q84 BOOK 2
(2009/05/29)
村上 春樹

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光 

光
(2008/11/26)
三浦 しをん

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読んでからずーーーーっと感想を書けずにいました(汗)というのもかなり辛口なのです…
ダークなしをんさんという感想をいろいろなところで目にしてたもんで期待しすぎたのかもしれません。

辛口なんでごめんなさい!!!

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深く深く、砂に埋めて 

深く深く、砂に埋めて深く深く、砂に埋めて
(2007/10/16)
真梨 幸子

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ネッ友さんが真梨さんの本を読んでいて気になったので手に取ってみました。ドロドロしたの好きなもんで(笑)
この話も有利子という美女をめぐって、堕ちていく人々の話です。かといって悪女かと言われればそうでないような…私も有利子に惑わされているのかもしれないです。
なんせ悪いことをしているという自覚がないのですよ。
美しい顔で何故?なんて言われたら、男はああ俺が悪かったなんて思ってしまうのでしょうね。
純粋に贅沢が好きなだけなんだと思います。
きっと私には縁のない人なんだろうな…
ということでドラマを見ているように楽しみました。
娘に依存する母親や、その美しさに魅了され利用とする父親がわりの男、有利子のために悪事に手を染めていくエリートサラリーマン、運命に翻弄されてしまう弁護士などなど盛りだくさんな登場人物。
あー少し前のB級ドラマのようです。

ところでこの本のタイトルを見て娘が「何を埋めたん?」と聞いてきました。
「読んでみないとわからんよ」と私。
3/4を読んだところでまた娘が「何かわかった?」と聞いてきました。
そんなに気になるんかいー。まだここでも何を埋めたのかわかりませんー。
しばらくして…

「母さん、最後のページに書いてあったよ。○○○を埋めたんだって」

推理小説で犯人はこの人よ。と教えられた気分です。

太陽の塔 

太陽の塔太陽の塔
(2003/12/19)
森見 登美彦

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京大5回生の森本は「研究」と称して自分を振った女の子の後を日々つけ回していた。男臭い妄想の世界にどっぷりとつかった彼は、カップルを憎悪する女っ気のない友人たちとクリスマス打倒を目指しておかしな計画を立てるのだが…

じつはこの本かなり昔に挫折してます。なんだいなんだい女の子をつけまわすストーカーにつきあっとれんというのが挫折の理由です。
でも森見さんが評判がいいので、またいつか読み直してみようと思ってたのです。
今回読んでみると…面白かったです。屁理屈をこねたくだらなさがなんとも言えないのです。
しかしこういう大学生は今もいるのでしょうか?こじゃれた大学生ばかりになってきてこういうバンカラな輩は希少価値になってるかな。
これも京都だから絵になるのかもしれないですね。あぁ妄想バンザイ。


告白 

告白告白
(2008/08/05)
湊 かなえ

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校内のプールで愛娘が水死した中学校女教諭が終了式の日に行った告白。
それはこぼれたミルクの一滴のように、波紋を広げていく…

ネットで賛否両論の話題の本をやっと読むことができました。なるほど賛否両論ですな。
といいつつ私は引き込まれました。次々に語られていく言葉に。
大人の視線から見れば、何を考えているのかわからない中学生も、じつは幼い子供なのですよね。
善悪の判断がつかないという以前に何か欠けているのかもしれないですね。
しかし復讐とはいえ中学生に恐怖を植え付けてしまったというのいはいかがなものか。
それも関係のない生徒にまでもね。
こう考えるとかなり悪い読後ですよね。でもそこまでイヤじゃなかった私って…


ソロモンの犬 

ソロモンの犬ソロモンの犬
(2007/08)
道尾 秀介

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こういう類の話はネタばれになってしまうので感想が書きにくいのですが…
うーっこんなに唐突すぎていいの?という微妙な感想です。
謎解きはそんなかんじで、それ以外は4人の大学生の青春?モノです。
主人公の男の子がオクテで、好きな女の子と話すのにドキドキ…ええぃ、しっかりせいと突っ込みたくなってしまいます。
海辺の町なんでしょうね、のどかさを感じます。こういうとこに住むのっていいな。


美女いくさ 

美女いくさ美女いくさ
(2008/09)
諸田 玲子

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戦国時代、織田信長の妹お市とその娘たちの数奇な運命は有名なお話ですよね。
そのお市の娘茶々、初、小督の3姉妹の中から小督が主役な話でした。
簡単に歴史の説明をば。
信長の妹お市が嫁いだのは浅井長政。しかし信長によって滅ぼされてしまいます。
お市親子は秀吉によって落城寸前の城から助けだされます。
お市はその後柴田勝家に嫁ぐのですが、またも秀吉に攻められ柴田家は滅びてしまいます。
今度助け出されたのは3姉妹のみ。
そして茶々は秀吉の側室に、初は京極家に小督に佐治一成に嫁ぎます。
が、秀吉の命によって小督は離縁させられ秀吉の甥秀勝に嫁がされるのです。
が、秀勝は戦死…ということで秀吉の命で今度は徳川家、後の2代将軍秀忠に嫁ぐのです。
さぁココまできたら大奥好きの方にはピンときますね。そうです家光生母お江与様です。
お江与のイメージでくると、このような過去があったのかとちょっとイメージが違ってきます。

この美女いくさの中では小督は3姉妹の中でも信長に似ているという設定。
秀吉を憎み離縁させられた夫佐治一成をいつまでも慕い続けているのですが、これがどうも…
なんか違うよなーと思ってしまうのですよ。ってそんなこと思っちゃいけない?
どうせなら信長に似てるっていうならもっとヒステリックに描いてもいいんじゃないって思ってしまったのです。
微妙に自分の思いとズレを感じながら読み終えてしまったのですが、やっぱこういう数奇な運命というのは面白いです。
永井路子さんの「乱紋 」も小督が描かれてるので、こちらも読んでみようと思ってます。

鹿男あをによし 

鹿男あをによし鹿男あをによし
(2007/04)
万城目 学

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放置気味の本ブログ…とうとうスポンサーサイトさんの記事が出てしまいました(汗)
ということで慌てて、「平成大家族」と「のぼうの城」の間に読んだ本をUPしようとしたら何だったか
思い出せない~。と、困ってたら従妹からメールで
「鹿男読む?」と来たのです。あっ、それそれそれだったわ(笑)

長い前置きは置いといて、事情により大学の研究室から追われ奈良の女子高の教師となった「おれ」
ところが生徒となじめないし、剣道部の顧問をさせられるし、はたまた鹿にまで話しかけられてしまう。
ドラマを先に見ていたせいか、すんなりこの不思議な世界に入ることができました。
なかなか原作に忠実なドラマだったんですね(恋愛要素のためか彼が彼女になってしまったけど)
奈良というのは今では京都にかすんでしまってる感があるのですが、私にとっては行ってみたい場所。
その奈良が舞台だし、歴史的な史跡なども出てきてあぁどうせなら鹿男をめぐる旅がしたいなと思ったのでした。
それにしても主人公の「おれ」なんですけど、オレ様ですね。フフフ玉木クンにピッタリだったです。
イトちゃんピッタリの役どころでしたね。ドラマは飛び飛びに見てたので、なぜイトちゃんがたてつくのかわかってスッキリです。
かわいいよなー、イトちゃん。

前述の従妹に「鴨川ホルモーも面白いらしいよ」とメールを返したので、近いうちに読めるかもしれません。
他力本願な私です。

倒立する塔の殺人 

倒立する塔の殺人 (ミステリーYA!)倒立する塔の殺人 (ミステリーYA!)
(2007/11)
皆川 博子

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第二次大戦中の女子高での話です。学徒動員で軍需工場で働く少女たち。
そこで知り合った年上のミッションスクールの生徒の、不審な死。
謎めく「倒立する塔の殺人」と名のつく1冊の本。

女子高の独特の不思議な世界でした。これは今と一緒かもしれないですね。
でも戦時中の死と紙一重なところもこの話の大きなテーマのような気がします。
死が重いものであったり、当たり前のようであったり、それがいつ自分にふりかかって
くるのかもしれなかったり。
それでも生きていかなければいけない。
この本を読みながら一番感じたのは、皆川さんが「昭和」を生きてこられたんだなということ。
ちょっとした事柄でも、「昭和」を知らない人はここまで気付かないだろうっていうぐらい
舞台が緻密でした。
やっぱりすごいわ。甘美な世界にも酔いしれますが、この緻密さにも酔いました。

これってミステリーYA!シリーズなんですよね。昭和を知らない子たちはどう読むんだろう。

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