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愚者と愚者  下巻 

愚者と愚者 (下) ジェンダー・ファッカー・シスターズ 愚者と愚者 (下) ジェンダー・ファッカー・シスターズ
打海 文三 (2006/09/26)
角川書店
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<我らの祖国><黒い旅団><社会正義党>は「女嫌い」ということで一致した政策を持ち勢力を増していく。
それを受けて椿子率いる「パンプキン・ガールズ」は、次々と襲われ事業を縮小、撤退せざるをえなかった…


愚かです。ほんとに愚かです。
誰が誰のために行ってるんですかね、この戦争。と言いたくなります。
終わらないよなぁ…
今回も戦闘が激しく、情勢がどんどん変わっていきます。
それを理解するのもたいへん。
ジェンダー問題も深く絡んできて、ますます混沌としてきました。
仲間も死んでいくのが、悲しいです。
皆生き抜いて欲しいです。
早くも続きが気になります。

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愚者と愚者 上巻 

愚者と愚者 (上) 野蛮な飢えた神々の叛乱 愚者と愚者 (上) 野蛮な飢えた神々の叛乱
打海 文三 (2006/09/26)
角川書店
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孤児部隊の司令官の佐々木海人大佐。
孤児として戦争に巻き込まれた彼は、戦争から降りることができない立場となっていた。
シティでの選挙の成功が、戦争終結への第一歩と考える常陸軍たちに反発する勢力が出てくる。
それは供にシティを守るために戦ってきた仲間たち。
報復による報復の連鎖が繰り返され、常陸軍内部でもゲイ兵士への虐待事件が発覚し流れが
大きく変わっていく。
<我らの祖国><黒い旅団>など新たな敵も現れ、ますます混乱を極めていく…


カイトはいい男だ。
部下や仲間、上司、彼に出会う人のほとんどが彼に魅了されていく。
前線で命のかけて戦っていた頃と違い、司令官として守られる立場となったカイト、いくぶん余裕が
あるようにも思えるけどやはり彼にかかってくる重圧は相当なものだ。
何があっても孤児部隊は自分が守るという彼の気持ちが痛々しい。
何度も繰り返され語られる土浦での戦いの六人、この六人の友情は責任ある立場になっても
揺ぎ無いもので、思い出すと泣けてくる。
明日命を失うかもしれない生活をこの六人は生き抜くことを目標に戦ってきたのだ。
今も前線で戦う兵士たちは、こういう思いをしている者たちがいる。
戦争が終わらない限り続くのだ。
カイト、負けるな。
それにしても戦況が見えない状態になってきてます。
昨日まで仲間であった者が敵となったり、他都市の勢力が攻め入ってきたりと展開が早いのです。
すべてを制圧できる日はくるのでしょうか…
カイトが戦争から降りることはできるのでしょうか…
無学だった少年がすっかり大人になってしまい淋しい気もしますが、たくましくなったカイトをまだまだ
見ていきたいです。

裸者と裸者 下巻 

裸者と裸者〈下〉邪悪な許しがたい異端の 裸者と裸者〈下〉邪悪な許しがたい異端の
打海 文三 (2004/10)
角川書店
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上巻とかわって双子の孤児月田桜子、椿子の視点から描かれてます。
両親の離婚により、母の実家で母と祖父母と暮らしていた月田姉妹。
十四歳の時に内戦により家族を失い、少年兵だった海人と出会い3人で戦地から逃れるのです。
その時から海人とはお互い助け合う仲。
下巻ではトラックドライバーになった姉妹ですが、死体を無残に扱う兵士に逆らったことからいざこざが起こり
指名手配となってしまい、政府の手が及ばない九竜シティに逃げ込むとこから始まります。
そして女の子によるマフィア「パンプキン・ガールズ」を結成。
新たな勢力として内戦に加わっていくのです。
上巻の無学な孤児の話からすれば、ちょっと下巻に感情移入するところは減ってしまいます。
海人も分別のある軍人になってるし。
「パンプキン・ガールズ」も、理解しがたいところもあるんですよ。
吐き出し口のない欲望を抱えこんでいたものを放出してるんでしょうか。
桜子、椿子じゃなかったら、あまり魅力のある組織じゃないかも。
それにしても今回はいろいろな組織の利権が絡んでより複雑な世界になっております。
人種差別に性差別、利権争いに戦争で儲けているヤツ。
なかなか戦争は終わらないです。

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裸者と裸者 上巻 

裸者と裸者〈上〉孤児部隊の世界永久戦争 裸者と裸者〈上〉孤児部隊の世界永久戦争
打海 文三 (2004/10)
角川書店
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日本で内乱が起こり、当時七歳だった佐々木海人は父親は死亡、母親は行方不明となり孤児となる。
それでも四歳の妹恵、二歳の弟隆を抱え、アパートの外階段の下に小屋を作り住まわせてもらいながら
生活するのです。
十三歳になった海人は学校にも行けず、昼は煙草売り、夜は食堂の手伝いと働き家族を養うのです。
ところが突然拉致され連れて行かれたところは反乱軍の少年部隊。
しかし海人はいつか家族のもとに帰ると強く決意するのです。
泣けます!あまりにも戦争は身勝手で理不尽。
犠牲になるのは弱い者たちばかり。
何故内乱が起きるのかはAmazonのデータベースをご覧下さい。
そんな状況にはならないと思っても、世界のどこかでは同じような内乱が起こってるところもあるんですよね…
この上巻は震えるような思いで読みました。
どんな過酷な状況になっても、海人は自分より弱い者たち、守らねばならない者たちへの想いが熱く、
その真摯な態度に心が揺さぶられるんです。

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