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最後の将軍―徳川慶喜 

最後の将軍―徳川慶喜 (文春文庫)最後の将軍―徳川慶喜 (文春文庫)
(1997/07)
司馬 遼太郎

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こちらは再読。大河ドラマ「篤姫」では悪役のイメージとなってしまってるので、どうだったかなと読み直してみました。
慶喜は本当にまわりの期待が高すぎたんですね。
幕末ですから外国から攻めてこられるわ、しかし幕府を守らねばいけないし、諸藩の統率はとれなくなってくるしで、この慶喜なら徳川を救ってくれると子供のうちからまわりが持ち上げてしまうんです。
それなのに大奥からは水戸の息子と嫌われ、幕臣からも嫌われ、とにかく嫌われてしまいなにも出来ないんですよ。
まぁ江戸のお城の中では世の中で何が起こってるかなんてわからないですよね。
自分の生活が一番ですものね。
負け将軍となってしまうわけですが、時代が変わっていれば名君だったのかもしれないです。

さて、ここでは薩摩が悪役です。天璋院だって愚かに描かれてます。
歴史とはいろいろな視点でみるとまったく違ったものになりますね。
ということで新たな史実を知れば、また読み返してみるとたいへん面白いです。

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新選組血風録 

新選組血風録 (角川文庫)新選組血風録 (角川文庫)
(2003/11)
司馬 遼太郎

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新撰組ものにはまっていた時に手に入れた本なのですが、とぎれとぎれに読んでしまい
かれこれ何年がかりで読んだものか…
新撰組隊士たちの短編ですが、どちらかといえば中心人物ではなく下の立場の隊士たちの話です。
それだけに近藤、土方の恐怖支配が感じられます。
なにかあればすぐに斬られてしまうんです。なんのために新撰組に入ったんだろう?と首をかしげてしまうことも。
だけど試衛館の仲間に対する思いは深いですよね。
行く末を知っているからこそなんだろうけど沖田へのいたわりは読んでいてもうるっときました。

新撰組ものを読んでいるとやはりNHKの大河ドラマでのイメージで読んでしまいます。
キャストもそのまま。

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国盗り物語  第4巻 

国盗り物語(第4巻)改版







いよいよ最終巻です。
信長編となってますが、光秀編といってもいいです。光秀から見た信長です。
流浪の身だった光秀は義昭将軍を立てるべく信長の配下となり、秀吉と肩を並べるほどになります。
しかし信長は暴君だった。
歴史上の人物で誰が好きかというアンケートには必ず上位の信長。
叡山を焼き払い、気に入らぬ者はどんどん抹殺したことは、知られていても天下を取った(寸前だけど)
ということはかっこよく見えるんでしょうね。
だけど恐怖の支配なんですよ。独裁者なんです。
いつ自分も殺されるかもしれないという恐怖の上に成り立っている政治なのです。
光秀も最後の決意に至るまで、その恐怖に支配されていたのです。
道三によってその才能を認められた二人がこういう運命をたどるとは…

それにしても面白かったなぁ「国盗り物語」
やはり道三編のほうがよかった。妙覚寺と常在寺はチェック。いつか訪ねてみたいです。

国盗り物語 第3巻 

国盗り物語(第3巻)改版







とうとう美濃の斉藤道三も最後を迎えてしまいます。討つのは息子の義竜。
道三も死を覚悟し、娘婿の信長も援軍を送るのですがどうにもならず…
ここは涙です。
道三がもう少し後に生まれていたならば。武家の跡取りとして生まれていたならば。
天下は変わっていたのかもしれないです。
娘婿の信長同様、道三がその才能を認めていた男が道三の死によって流浪の旅に出ます。
そう明智光秀です。道三の家来で、可愛がられていたのです。
光秀がどうして信長の家来となるのか…
信長はどうやって覇者となるのか…4巻へと続きます。

国盗り物語 第2巻 

国盗り物語(第2巻)改版






斉藤道三こと山崎屋庄九郎は、京では油屋の主、美濃では天下を狙っている蝮の道三。
だんだんとこの庄九郎に惹かれてきます。とにかく動く。
自分の領地は税の負担を軽くしたり、楽市楽座を設けたり、百姓でもこれはという者は
召抱えたり、今までの武家とは違い下々の者からも慕われていくのです。
この2巻では、ついホロッとしてしまうとこも。
稲葉山に城を作ることになったのですが、庄九郎の思う設計を作れる大工がいない。
敵国尾張に住む大工に頼みに庄九郎自ら行くのです。ここが、男の夢をかなえるというか
同じ思いの同士を探しに行くというか、じーーーんとしてしまうのです。
楽市楽座を設けたために、恨みを買い油屋の女房のお万阿をかどわかされるのですが
それを助けに行くんですよ!
美濃で地位を築いている男が命をかけて行くんです。
それまではお万阿は滅多に会うこともないし、ないがしろにされているようで
可哀相だと思ってたんですが、本当は愛されてたんですね(涙)
司馬先生の描く男は本当に魅力的すぎます。男が憧れる男ですよ。

さて3巻ではいよいよ道三から信長へ、その想いが受け継がれて行きます。


国盗り物語 第1巻 

国盗り物語(第1巻)改版







歴史モードが高まっているうちに、前から読みたかった「国盗り物語」に着手。
1巻は斉藤道三前編。
僧侶であった松波庄九郎は大志を抱き還俗。京の油商奈良屋に目をつけ婿となる。
庄九郎の働きのおかげで奈良屋は繁盛するが、妬まれ取り潰しとなる。
しかし庄九郎の機転で山崎屋として油問屋を再開する。婿ではなく主人として。
そして油問屋を足がかりに、目をつけたのは美濃の国…

斉藤道三の戦国武将としてイメージは豪傑だったのですが、智恵者だったのですね。
一介の商人(しかもそれ以前は乞食同然)だったのに、武家、商家と二足のわらじを履くとは。
言葉巧みにのし上がっていくのですが、誰もそれに刃向かうことが出来ないんですよ。
いつのまにか庄九郎のペースにひきこまれていってるんです。
後編ではいよいよ国を盗りにいきますぞ!

竜馬がゆく 2・3 

4167105683竜馬がゆく〈2〉
司馬 遼太郎

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2巻の頃の竜馬はなにをしたらいいかまだわからず土佐で準備期間。
武市半平太は着々と志士を集め、勤王党を結成していく。
そして邪魔者の吉田東洋を斬る。
竜馬の思いとは、まったく違う方向に向かってしまうのだ。
竜馬はどういう思いだったのだろう。
そして土佐に見切りをつけた竜馬は脱藩する。
脱藩と東洋殺しの疑いをかけられ藩から追われる竜馬は江戸に向い
そこで勝海舟と出会う。
これが大きな転換。
この勝も変わってる。竜馬とは師弟というより仲間として気があったんだろうな。
それにしてもどうしてここまで人を惹きつけるんだろう。
敵も味方もいつのまにか竜馬に魅了されている。
海軍という大きな目標を抱いた竜馬。
人はそれを理解できないかもしれないが、日本のためにやろうとする竜馬がかっこいい。
頑張れー。

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竜馬がゆく 1 

4167105675竜馬がゆく〈1〉
司馬 遼太郎

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前から読みたかったのですが、その長さに尻込みしてずっと積んでいた
「竜馬がゆく」にとうとう手を出してしまいました。
でも手を出してよかったー。
この1巻ではまだのほほんとしている竜馬ですが、それでもその魅力に惹かれてしまいます。
これで熱く日本のために駆け回る頃になったら…
楽しみですな。
竜馬を取り巻くおなご衆もとってもかわいい。
さな子のすねたり喜んだりしてる姿はほんまかわいいー。
北原さんの「埋もれ火」の中にも、さな子は出てくるのですが、
一生一途に竜馬を思い続けるんですよね。
それと土佐藩家老の娘のお田鶴さま。
このお方も賢くそしてかわいい方です。
こんな方たちに愛される竜馬って…ほんま魅力的な男です。
竜馬と桂小五郎が出会うエピソードが好きです。
自分からスパイと名乗りまんまと情報を探ってしまうなんて。
竜馬の器の大きさを感じます。

これからどうなっていくのかホント楽しみ。

詳しい感想はコチラから。

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