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名もなき毒 

名もなき毒 名もなき毒
宮部 みゆき (2006/08)
幻冬舎
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どこにいたって、怖いものや汚いものには遭遇する。それが生きることだ。財閥企業で社内報を編集する杉村三郎は、トラブルを起こした女性アシスタントの身上調査のため、私立探偵・北見のもとを訪れる。そこで出会ったのは、連続無差別毒殺事件で祖父を亡くしたという女子高生だった。

「誰か」の続編です。今回はタイトル通り「毒」がテーマ。
連続無差別毒殺事件の「毒」、土壌汚染の「毒」、シックハウス症候群の「毒」
そして人の心に潜む「毒」。
命にかかわる「毒」ももちろん怖いのですが、人の心に巣くう「毒」もまた怖ろしい。
トラブルメーカーの原田さん…こんな人がまわりにいたらどれだけ汚染されてしまうことだろう。
実際いなさそうでいるんだろうな。

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天狗風―霊験お初捕物控〈2〉 

天狗風―霊験お初捕物控〈2〉 天狗風―霊験お初捕物控〈2〉
宮部 みゆき (2001/09)
講談社
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祝言を間近に控えた下駄屋の娘おあきが、父親政吉の目の前で真っ赤な朝焼けにおこった
一陣の風とともに消えた。
不思議な力を持つお初は、兄の岡っ引きの六蔵、役人の息子でありながら算学の道に進んだ
右京之介とともに事件を調べる。
そして八百屋の娘お律が同じように神隠しにあったかのように消えてしまう。

お初シリーズ第2弾の再読です。
捕り物小説というより、冒険小説です。
不思議な力を持つ主人公が、仲間とともに謎をといたり危ない目にあったり戦ったり、
そして大きな敵へとたどりつく。
その巨大な力に、主人公危うし!
そういえば宮部さんってゲーム好きなんですよね、なんか納得。
今回は頼もしい味方「鉄」の登場で、より面白かったです。
事件だけを追っていけば重いものですが、こういう要素が加わると息がぬけるというかほっとできますね。
お初とのかけあいも、お見事。
それにしてももののけは人間の弱い心に入り込んでくるんですね。
事件の原因となったのも、女の醜い心。
でも本当は淋しかっただけなのかもしれないですね。
誰かに心を開いていれば…誰かが彼女の気持ちに気付いていれば…
こういう醜い気持ちは、誰もが起こりうることなんですよね。
もののけはとりつかないにしても、気をつけばければいけないですね。

震える岩―霊験お初捕物控 

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宮部 みゆき

講談社 1997-09
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お初シリーズの長編です。
不思議な力を持つお初は、「死人憑き」となった男を調べに行く。
そして小さな女の子の死体が、お初の力によって発見される。
同じ頃、忠臣蔵にいわれある屋敷の庭にある岩が夜な夜な鳴動するという…

この謎は、百年前に起きた赤穂浪士事件へとつながっていきます。
忠臣蔵として今でも人気の忠義の事件…
これをまったく違った観点から、見てしまおうっていうんだから興味深いですよね。
今回もユニークな面々登場。
右京之介サマ…憎めない男ですね。
それでもって芯の強いお方だわ。
お初に見える力…死者の悲しい叫びが引き起こすものかもしれないですね。



日暮らし 

日暮らし 上日暮らし 上
宮部 みゆき

講談社 2004-12-22
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読んでからずいぶんと日がたってしまったのですが…
「ぼんくら」の登場人物たちのその後が描かれています。
それぞれにいろいろな変化が起こってます。
お徳は煮物屋が大きくなっていったり、佐吉は夫婦の微妙なすれ違いがおこったり少年だったものには、恋のきざしが…
それぞれに成長していってるんですよね。
そして起こってしまったある事件。
佐吉にふりかかった悲しい事件です。

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かまいたち (再読) 

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宮部 みゆき

新潮社 1996-09
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毎夜江戸市中を騒がす「かまいたち」を目撃してしまった町医者の娘およう…
慌てて番屋に駆け込むが、役人が駆けつけたときには斬られた死体はなかった…

お初シリーズの「迷い鳩」「騒ぐ刀」も収録。
不思議な力を持つお初シリーズはやっぱり面白いです。
この力を持ってしまったことで、お初が少しかわいそうな気がします。
見えなくてもいいものが見えてしまうのは、つらいこともありますよね…
「師走の客」は、どこか昔話みたいですよね。
正直者には、いいことがあるっていう具合に。
宮部さんの時代物は、最後にほっとするところがあるので好きです。
登場人物も面白いもんねぇ。
お初シリーズの再読もしたいです。

ぼんくら 

4062100886ぼんくら
宮部 みゆき

講談社 2000-04
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再読です。落ち着く先をなんとなく覚えているせいか最初に読んだときのワクワク感は減ってます。
でもやはり面白かった。
誰もが振り向く美少年弓之助となんでも覚えてしまうおでこがいいですねー。
もちろん同心の平四郎も煮売り屋のお徳もね、人柄があったかくて好きです。
鉄瓶長屋で起こった事件をきっかけに、それまでの差配人が出て行き新しく来たのは若い佐吉。しかしくしの歯がかけていくように、空き家になっていく…
なぜ地主の湊屋は、若い差配人をたてたのか?なぜ店子が出て行ったのか?
ミステリー仕立てで物語は進んでいくのですが登場人物が面白く、どこかほっこりしてしまう。
結末はちょっと淋しいものなんだけど。

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