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華胥の幽夢 

華胥の幽夢(ゆめ)―十二国記 華胥の幽夢(ゆめ)―十二国記
山田 章博、小野 不由美 他 (2001/09/05)
講談社
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『冬栄』
泰麒が使節として漣に行く話。
幼く何も驍宗のためにできないと悩む泰麒に漣王の優しさが泰麒の心をほぐしていきます。
『黄昏の岸 暁の天』に繋がっていくんですよね…

『乗月』
峯王仲達を討った月渓に仲達の娘祥瓊からの書簡が届く。
祥瓊の思いは月渓の背負う苦悩を取り去ることができるのか…
月渓の奥底のある気持ちがわかり、読んだあと少し嬉しくなりました。

『書簡』
慶王陽子と雁の大学に通う楽俊の往復書簡。
お互い立場は違うけど、苦労がわかってるからこその気持ちがありありと伝わってきます。

『華胥』
理想の国作りをしてきたはずの才王・砥尚。
しかし采麟は病んでいく…
砥尚を支えてきた者たちは、自分たちのしてきたことに苦悩することになる…
これが一番重い話でした。
信じてきたものが間違っているかもしれないと気づいたら…
何もできずに悩む臣下たちが痛ましいです。

『帰山』
柳国の王都で宗王の次男・利広は風漢に出会う。
二人は荒廃に向かっている柳を憂い、他国のことを話しあう…
本当にこれからどうなっていくんでしょうか。

短編といえどもその中にぎゅっと詰まったかんじです。
重いです。
国を背負わなければいけない王、麒麟の重圧は、計り知れないものなんでしょうね。
既刊はここまで。首を長くして待っているんですよね、皆さん。
私もその仲間入りです…

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黄昏の岸 暁の天 上下 

黄昏の岸 暁の天(そら)〈上〉―十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート 黄昏の岸 暁の天(そら)〈上〉―十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
小野 不由美 (2001/05)
講談社
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戴国の王驍宗は登極から半年、反乱鎮圧のために戦地に赴くが、突如行方不明となる。
そして戴国の麒麟泰麒は何者かに襲われ自ら蝕を起こし、姿を消してしまう…
王と麒麟を失った戴国では、王に成り代わる者が現れるが荒廃していく。
6年の月日がたち将軍であった李斉は、慶国に助けを求める…

まず慶国の王陽子の成長ぶりに目をみはってしまいました。
こちらの世界にやってきたときは、一人で怯えながら戦ってた陽子。
王となった後も己の無力さに苦悩した陽子。
こんなに立派になって…
なによりも自分の意見が言えるようになってることに、思わず拍手。
自国の復興もまだまだなのに、他国を救わなければいけないという姿勢にも、王としての風格が
備わってきなぁと感慨深いです。
祥瓊、鈴も彼女に仕えていることにも、なんだか嬉しくなってしまいました。
あのままじゃなかったんですね。
延王、延麒をはじめ、他国の王、麒麟も登場し十二国記の奥深さを感じました。
そしてこの話は「魔性の子」につながってるんですよね。
読みながらおぉそうだったのか、と謎がとけていきました。
どっちを先に読むかで、印象がかわってくるかもしれないです。

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図南の翼 

図南の翼―十二国記図南の翼―十二国記
小野 不由美

講談社 1996-02
売り上げランキング : 8,660

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先王が斃れてから27年たつ恭国。
国の治安は乱れ、災厄は続き、妖魔が徘徊するまでになり、荒れていた。
珠晶は裕福な家に生まれ育っていたが、国を救おうとしない大人に幻滅し
ある決意のもと家を出る。
自分がこの国の王となると…

12歳の少女が王になるために過酷な昇山の旅に出る。
道案内に雇った剛氏の頑丘、旅の途中で出会った利広とともに。
黄海での旅は過酷です。
ここで大人の見栄とも言える醜い争いを珠晶は見ることになります。
なぜルールに従わないのか?とも思えますよね。
そんな大人たちに自分の思いを伝えられる珠晶は、立派だなと思います。
これから彼女を待ち受ける運命はもっと過酷なものかもしれないですね。

風の万里 黎明の空 

風の万里 黎明の空〈上〉十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート風の万里 黎明の空〈上〉十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
小野 不由美 山田 章博

講談社 1994-07
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突如王となった陽子。自分の力量のなさに苦悩する日々を送っていた
蓬莱より流され、言葉も通じない世界で理不尽な主人の下で働く鈴。
芳国の王女であったが、突然家臣に父を討たれ公主の位を剥奪され、山村の里家に追いやられた祥瓊。
鈴、祥瓊は、それぞれの理由から陽子の国慶国を目指す。
そして様々な出会いをする…

なぜ自分だけが…3人が3人、自分達の置かれた辛い境遇を恨むような生活を送っているのです。
実際読んでいても、かわいそうだと思うのですが、じつはそうではいけないのです。
自分達がいつまでも、前を向いて歩いていかないことには、何も変わらないのです。
読んでいて、ファンタジーなのに深いなぁと思いました。
すごく大切なことを教えてもらったような気がしました。
でも陽子の苦難はまだまだ続きそうですね。
一国を背負うということは、どれだけたいへんなことか。
荒れ果てた国に幸あれ…

東の海神 西の滄海 

東の海神 西の滄海 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート東の海神 西の滄海 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
小野 不由美

講談社 1994-06
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雁国は暴君のために廃墟となっていたが、新しい王となり少しずつ再考していたが、雁国の麒麟六太は王尚隆に選んだことに迷いが生じていた。
そんな時、昔出会った更夜という少年が六太を訪ねてくる。
彼は妖魔を連れていた孤児だった…

延王と延麒にこんな時もあったのですね。
二人はお互いを信頼しあい、なんでもポンポンと言い合える仲だと思っていたのですが…
やはりこういうことを経験して、強く結びついていくのですね。
こんなエピソードが読めてよかったです。
それにしても六太は、繊細なのですね。
これも意外だったわ。
国を治めていくには、長い年月が必要なのでしょう。
たとえそのやり方がまわりには理解されなくても。
王は王の道を歩いていくのですね。

風の海 迷宮の岸 

4062551144風の海 迷宮の岸〈上〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
小野 不由美 山田 章博

講談社 1993-03
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この話が「魔性の子」へと続くのですね。
読んですぐに思ったのが、泰麒と高里のあまりの違い。
こんなにかわいらしい男の子が、あんな高校生になってしまうとは。
どれだけコチラの世界でツライ思いをしたのか…と思いました。
というか蓬山での暮らしが泰麒にとって、とても愛情に溢れ
心地よいものだったのでしょうね。
麒麟としての使命に苦しみ悩むことになるのですが、それもまわりに
支えられて泰麒は成長していったのだと思います。
でもこれからのことを考えると…幼い彼には荷が重いですね。
そしてまた…「魔性の子」に繋がるのかぁ。
がんばれー泰麒。


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月の影 影の海 

4062550717月の影 影の海〈上〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
小野 不由美

講談社 1992-06
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上巻は陽子に起こった運命が過酷すぎて、重い気分でしたが
やはり楽俊との出会いからは、気持ちが軽くなってきました。
楽俊っていいやつだよね。
願い事に関する彼の考えがいいです。
自分が努力しないとなんも前には進まないんですよね。
陽子がだんだんと自分のことを見直していく姿も、よかったです。
こちらの世界の陽子はただ家でも学校でも優等生であろうとするのだけど
それは彼女の意志というものがなかったに等しいもの。
その彼女が孤独な戦いにさらされて強くなっていくんです。
肉体的にも精神的にも。
最初はただ帰りたいと願うばかりだったのにね。

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魔性の子 

4101240213魔性の子
小野 不由美

新潮社 1991-09
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「十二国記シリーズ」の番外編です。
と言っても読みたいと思いつつまだ読んでないのですが…
読んでいる途中で高里の境遇が可哀相になってしまいました。
じつの家族に突き放されてしまってるんですよね。
鬼のような母とも思えるのですが、彼女の胸のうちを考えると彼女も可哀相なんですよね。
それを高里もわかってるから余計可哀相で…
それにどんどん被害が大きくなっていくのも…高里自身が願っているわけでもないのにね。
やはりこのへんのことは「十二国記」を読まないとわからないものかも。


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