スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

チョコレートコスモス 

チョコレートコスモス チョコレートコスモス
恩田 陸 (2006/03/15)
毎日新聞社
この商品の詳細を見る

演劇経験のないまま劇団に入り、天才的な演技をする佐々木飛鳥。
一方役者一家で育ち幼いころから舞台に立つサラブレッドの東響子。
自分の演技にプライドを持ちながら、その位置に揺らいでいる。
そして伝説の映画プロデューサーが女二人の舞台を手がけるという噂が起こる…


読んだ方のほとんどが「ガラスの仮面」を語ってらっしゃるのですが、まさに「ガラスの仮面」!
地味な少女が、いったん演技に入ればまるで別人のようになって観る者を圧倒的にひきつけていく。
王道ですよ!コレ。
自分の実力にまったく気付いてないというところも憎らしい。
読んでいるうちに彼女の予想もつかない演技には驚きます。
それを観ている響子も、彼女をライバルと認めざるを得ないんですよ。
というか一緒に演技することに、歓びを見出しているのです。
まさにマヤと亜弓さんじゃん。
だけど話は全然違うんですよね。
それにしてもなんでこんなところで終わるのー!
まるでプロローグで、まだまだこの二人の物語は続いていくんじゃないかと思えてくるのです。
果てしなく続いていきそうなところまで一緒だわ。
それに脇役までもが、いいかんじでかなり広がってるし。
演劇に対して熱いんですよね。
実際こういう舞台を観たことがないのですが、面白そうですよね。
そういえば最近はTVでも劇場中継が増えているらしいです。
機会があれば観てみたいな。
しかしドラマとか映像化されるより、漫画で読みたいという気持ちが強いのは、何故!?

スポンサーサイト

エンド・ゲーム―常野物語 

エンド・ゲーム―常野物語エンド・ゲーム―常野物語
恩田 陸

集英社 2005-12
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「裏返さ」なければ「裏返される」
どこから現れるかわからない正体不明の「あれ」と戦い続けていた拝島瑛子と娘の時子。
失踪した父親は裏返されたのか…
会社の慰安旅行に出かけた瑛子が倒れたと時子の下に連絡が入る。
母もまた裏返されてしまったのか…
頼るものは冷蔵庫に貼られた電話番号のメモだけだった…

「光の帝国」の中の「オセロゲーム」の続編です。
あの時もナニと戦っていたのかわからなかったけど、未知の世界を覗いたようで面白かったのですが、今回も面白かった。
新たに裏返された人間を「洗う」、「洗濯屋」が登場。
話が深く入り乱れてきます。
この人たちは常野一族でも、異質な気がしますね。
話自体も何度も裏返されているようでした。
最後の最後まで気が抜けません。
彼女たちの未来が気になりますね。
穏やかな日々が訪れますように…

蒲公英草紙―常野物語 

蒲公英草紙―常野物語蒲公英草紙―常野物語
恩田 陸

集英社 2005-06
売り上げランキング : 1,827

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


東北のある村の医者の娘峰子は、大地主である槙村家の病弱な末娘聡子の話相手として、お屋敷に通うことになる。
その槙村家に4人の春田一家がやってくる…
彼らはどこか不思議だった…

常野物語の春田一族の話です。
時代は日本が清との戦争があったり、露西亜の脅威を感じていた不安な時代です。
でも、どこかのどかな日本の田舎で、その美しい景色が目の前に感じられます。
峰子の視点で昔を思い出すように語られていくのですが、途中からは胸にぐっとくるものがあります。
彼女の中で聡子様は、本当に大切な大切な思い出なのでしょうね。
春田一家も常野の人らしく、ひっそりと咲く花のようなのですが、彼らが登場してくるだけでどこか暖かい気持ちになります。
光比古がかわいいー。
できるなら彼らの旅を追いかけていきたいですね。

続きを読む

球形の季節 

4101234124球形の季節
恩田 陸

新潮社 1999-01
売り上げランキング : 12,224

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

前半は高校生たちが、謎を追っていくというもので、そこに恋愛や友情や大人になる前の微妙な心が描かれていて懐かしい気持ちだったのですが後半になると東北の田舎町の情景と次々に起こる不思議な事件が妙な雰囲気をかもしだしてざわっと不安になってしまいました。
ホラーっぽかったりするんですよね…
恩田さんは最初に読んだのが『月の裏側』で、これがどうも苦手だったのです。
その雰囲気と似てるんですよー。
でも今回は高校生たちに救われたような気がします。
未来があるようなかんじだったからでしょうか?

続きを読む

ユージニア 

404873573Xユージニア
恩田 陸

角川書店 2005-02-03
売り上げランキング : 2,839

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


名士の青澤家で起きた大量毒物殺人事件。
家の者で生き残ったのは盲目の少女緋紗子だけ。
犯人らしき男の死で解決したのだが…
面白かったー。
最初は誰が誰と話しているのかわからなくて、入り込めなかったけど
だんだんと事件のあらましがわかるにつれて、はまっていくー。
で、言ってることが微妙に違ってるし、謎!謎!
パズルのようにピタッとはまるのもいいけど、こんな風に微妙な
ズレが生じるのもこれまたいいわ。
どことなくザワつく不安がいいのですわ。

続きを読む

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。